foundation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
foundationのコアイメージは「何かを成り立たせている根底・出発点」である。動詞foundは「建てる・設ける」を意味し、そこからfoundationは「建てること・それを支えるもの」という概念へと広がった。建物の「土台・基礎」という物理的な意味だけでなく、組織や制度を「設立すること」、その設立された組織を維持するための「基金」、さらには議論や信念を支える「根拠・根本」まで、すべて「何かを下から支えて存在を可能にするもの」という一つのイメージでつながっている。目に見えるものから抽象的なものまで、「それがなければ上が崩れてしまう」という感覚を持つのがポイント。
2意味一覧
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名
(建物の)土台・基礎
最も物理的な意味。建物を下から支える構造物そのものがコアイメージの直接的な表れ。 -
名
(組織・制度などの)設立・創設
「新しい組織の根っこを作る行為」=設立。the foundation of a university(大学の設立)のように使われる。 -
名
財団・基金
慈善活動などを「下から支える」ために設けられた組織・資金がfoundation。Gates Foundationのように固有名詞でも頻出。 -
名
(議論・理論・信念の)根拠・根本・基盤
抽象的な「支え」の意味。lay the foundation for peace(平和の礎を築く)のように、目に見えない概念を支えるものにも使う。 -
名
(化粧品の)ファンデーション
肌の上に「土台」を作る化粧品という意味で、コアイメージそのまま。英語でもfoundation(cream)と言い、日本語の「ファンデ」はここから来ている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「設立」の意味でfoundationを使うとき、foundingやestablishmentと混同しやすい。foundationは「根っこを作る行為・その瞬間」に焦点があり、組織が「何を根拠に立っているか」というニュアンスが強い。単なる「立ち上げ」にはestablishmentの方が無難な場合もある。
「財団」の意味を知らず、固有名詞(例:the Nobel Foundation)に出会ったときに訳せない受験生が多い。〈固有名詞 + Foundation〉のパターンは「〜財団」と覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| basis | 抽象的な「根拠・基準」に特化し、物理的な意味はない。foundationより論理的・理論的な支えのニュアンスが強い。 |
| base | 物理的な「底部・拠点」の意味が中心で、foundationより広く使われるが、「設立」や「財団」の意味はない。 |
| groundwork | 「(将来のための)下準備・土台作り」の意味で使われ、プロセス的なニュアンスが強い。 |
対義語: superstructure(上部構造)、culmination(頂点・完成)
6派生語・関連語
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found
動
設立する・創設する
-
founder
名
創設者・設立者 -
foundational
形
基礎的な・根本的な -
unfounded
形
根拠のない(「土台がない」→根拠なし)
7コロケーション
- lay the foundation for 〜(〜の基礎を築く)
- on a solid / firm foundation(確固たる基盤の上に)
- without foundation(根拠なく・事実無根で)
8確認テスト
“The allegations against him were found to be without foundation.”
① 彼に対する申し立ては基礎がないとわかった。
② 彼に対する申し立ては財団なしと判明した。
③ 彼に対する申し立ては根拠がないことがわかった。
④ 彼に対する申し立ては土台のないものだった。
③ without foundationは「支えるものが何もない」=「根拠がない・事実無根」という慣用的な表現。①④は直訳すぎて不自然、②は文脈に合わない。コアイメージ「何かを支えるもの」が「根拠」として機能している好例で、without foundationはunfoundedと同義の重要表現。
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