found
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
foundのコアイメージは「固い基盤の上に何かを据え付ける」こと。語源はラテン語のfundare(基礎を置く)で、foundationと同じ根を持つ。「設立する」という意味は、組織や制度のための「土台を築く」ことから来ている。「根拠とする」という意味は、議論や主張を「何か確固とした基盤の上に置く」イメージ。さらに金属を溶かして型に流し込む「鋳造する」という全く別義の動詞foundも存在するが、大学受験では主に前者が問われる。findの過去形・過去分詞のfoundとスペルが同一な点にも注意が必要。
2意味一覧
-
動詞
設立する、創設する
組織・会社・学校などのための「土台(foundation)を置く」行為が「設立する」という訳になる。一から基盤を打ち立てるニュアンスが強い。 -
動詞
〜を根拠とする、〜に基づかせる(be founded on/upon〜)
主張や信念を「何か固い土台の上に据える」イメージ。be founded on facts(事実を根拠にする)のようにon/uponを伴うのが典型的な形。 -
動詞
鋳造する(金属を溶かして型に流し込む)
こちらは語源が異なる別の動詞foundで、溶けた金属を「型の底(fund)に流し込む」イメージ。大学受験での出題頻度は低いが、文脈で見分けることが重要。
3例文
4よくある間違い・注意点
foundはfindの過去形・過去分詞(found – found)と全く同じスペルになる。「I found the key.(鍵を見つけた)」のfoundはfindの過去形であり、「設立する」意味のfoundとは別の単語。文脈で必ず判断すること。
「設立する」の類語establishと混同しやすいが、foundは『ゼロから基盤を築く』ニュアンスが強く、個人の強い意志や歴史的な創設行為に使われやすい。一方establishはより広く、制度・慣習・信頼の確立にも使える。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| establish | foundより広く使え、制度・慣習・評判の「確立」にも使う。foundは『ゼロからの創設』に特化したニュアンスが強い。 |
| set up | よりカジュアルな表現で、会社や仕組みを「立ち上げる」感覚。foundのように歴史的・公式な文脈での重みは薄い。 |
| institute | 法律・制度・調査などを「制定・開始する」際に使う。foundのような「物理的な基盤を据える」イメージは薄い。 |
対義語: dissolve(解散する)、abolish(廃止する)
6派生語・関連語
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foundation
名詞
基盤、土台、設立、財団
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founder
名詞
創設者、設立者 -
founding
形容詞・名詞
創設の、設立の(founding member:創設メンバー) -
unfounded
形容詞
根拠のない(土台がない)
7コロケーション
- found a company / university(会社・大学を設立する)
- be founded on〜(〜に基づく、〜を根拠とする)
- founding father(建国の父、創設者)
8確認テスト
“His accusations are completely unfounded and lack any evidence.”
① 彼の告発は完全に設立されておらず、証拠が欠如している。
② 彼の告発は完全に根拠がなく、いかなる証拠も欠いている。
③ 彼の告発は完全に発見されておらず、証拠が欠如している。
④ 彼の告発は完全に廃止されており、証拠が欠如している。
② unfoundedはfoundedの否定形で、「土台(根拠)がない」というコアイメージから「根拠のない」という訳が最も自然。①のように「設立されていない」と訳してしまうのは、foundの「設立する」という訳を機械的に当てはめた典型的な誤り。文脈によってコアイメージから最適な日本語訳を柔軟に選ぶことが重要。
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