intent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
intentのコアイメージは「心や意識がある目標・目的に完全に向けられている状態」です。ラテン語のintendere(=伸ばす・向ける)が語源で、「in(中に)+ tendere(張る・伸ばす)」の組み合わせです。弓のつるをピンと張って的に狙いを定めるイメージが根底にあります。名詞としては「意図・目的」、形容詞(intent on〜)としては「〜に熱中して・一心不乱に」という意味になりますが、どちらも「意識がある一点に完全に向かっている」という本質的な感覚は変わりません。法律用語で使われることが多く、意図の有無が罪の成否を左右する文脈で特に重要です。
2意味一覧
-
名
意図、目的、意思
心が向かっている先=「目的・意図」。特に法律・フォーマルな文脈で、行為の背後にある目的意識を指す。 -
名
趣旨、真意(文書や発言の)
心が向かっている方向=発言や文書が「本当に伝えようとしていること」。the intent of the law(法の趣旨)のように使われる。 -
形
(〜に)熱中して、一心不乱に(be intent on〜)
意識がある目標に完全に向かっている状態=「〜に集中・熱中している」。名詞と同じ根っこから生まれた形容詞用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
intentionと混同しやすいが、intentの方がよりフォーマル・法律的なニュアンスが強い。intentionは「〜したいという気持ち」という日常的な意図で、intentは「行為の背後にある明確な目的意識」に焦点がある。criminal intentのようにintentを使うのが自然で、intentionは使いにくい。
形容詞用法のbe intent on〜を知らない受験生が多い。「熱中して」という意味は単語帳に載りにくいが、長文読解では頻出。be focused on〜と意味が近いが、intentには「全神経を集中させている」という強い集中度がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| intention | 日常的・個人的な「〜するつもり」という意図。intentより柔らかく、法律文脈には不向き。 |
| purpose | 「目的・用途」に焦点。意図よりも達成したい目標そのものを指す。行為者の心の向きよりも目標物に重点がある。 |
| motive | 行動を引き起こした「動機・動因」。intent(何をしようとしたか)よりも、なぜその行動に至ったかという背景に焦点がある。 |
対義語: accident(偶然)、negligence(過失)
6派生語・関連語
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intention
名
意図、意向、目的
-
intentional
形
意図的な、故意の -
intentionally
副
意図的に、故意に
-
intently
副
熱心に、じっと(listen intently:食い入るように聞く)
7コロケーション
- criminal intent(犯意、犯罪の意図)
- be intent on〜(〜に熱中している、〜を強く望んでいる)
- for all intents and purposes(事実上、あらゆる点で)
8確認テスト
“He stared at the screen, intent on finding the error in the code.”
① 彼はエラーを見つける意図を持ち、画面をにらんだ。
② 彼は画面をじっと見つめ、コードのエラーを見つけることに全集中していた。
③ 彼は故意にエラーをコードに仕込んで、画面をにらんでいた。
④ 彼はエラーを見つける予定を立てながら、画面を見た。
正解は②。ここではintentは形容詞として使われており(be intent on〜)、「〜に全集中・夢中になっている」という意味。①・④はintentを名詞と誤解したもの、③は「故意」という法律的な意味を誤って当てはめたもの。コアイメージ「意識がある一点に完全に向かっている」が「全集中して」という訳に最もよく表れている。
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