luggage
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
luggageの語源は動詞「lug(重いものをずるずる引きずって運ぶ)」から来ており、「苦労して持ち運ぶものの総体」がコアイメージです。単なる「荷物」ではなく、旅行や移動の際に自分が持ち歩く所持品をまとめて指す集合的な概念です。英語では不可算名詞として扱われ、「1つ2つ」と数えるときは a piece of luggage / two pieces of luggage のように言います。また比喩的に、過去のトラウマや重荷(emotional luggage)のように、精神的・心理的な「背負いもの」を指す用法もあり、コアイメージである「重さを伴って持ち歩くもの」が一貫して流れています。
2意味一覧
-
名
(旅行用の)手荷物・荷物
旅行や移動の際に引きずるように運ぶ物品の総体。スーツケースやバッグ類をまとめて指す不可算名詞として使われる。 -
名(比喩)
(心理的・精神的な)重荷・しがらみ
「重いものを引きずって運ぶ」というコアイメージが比喩に転じ、過去の経験や感情的な負担を「背負い続けているもの」として表現する用法。emotional baggage とほぼ同義で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
luggageは不可算名詞なので「a luggage」「two luggages」とは言えない。数えるときは必ず「a piece of luggage」「two pieces of luggage」の形を使うこと。
baggage と luggage はほぼ同義だが、英国英語では luggage が一般的で、米国英語では baggage がより口語的によく使われる傾向がある。また baggage の方が比喩用法(emotional baggage)として定着度が高い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| baggage | ほぼ同義だが、米国英語での日常会話に多く、比喩的な「心の重荷」(emotional baggage)の用法がより一般的。luggageより少しカジュアルなニュアンス。 |
| belongings | 「自分の所有物・持ち物」全般を指し、旅行に限らない。luggage が「移動時に運ぶもの」に特化するのに対し、belongings は日常の私物を広く指す。 |
| bagpack / backpack | 特定の形状(リュック)を指す具体的な語。luggageは形状を問わない集合概念である点が異なる。 |
6派生語・関連語
-
lug
動
重いものをよいしょと引きずって運ぶ(luggageの語源動詞) -
luggage rack
名
(電車・バスなどの)荷物棚 -
luggage tag
名
(スーツケースなどにつける)荷物タグ
7コロケーション
- carry-on luggage(機内持ち込み手荷物)
- check in luggage(荷物を預ける)
- a piece of luggage(荷物ひとつ)
8確認テスト
“She finally decided to leave behind the emotional luggage she had been carrying for years.”
① 彼女はついに、何年もかけて集めた大量の荷物を置いていくことにした。
② 彼女はついに、何年もずっと背負い続けてきた心の重荷を手放すことにした。
③ 彼女はついに、何年も使い続けた旅行かばんを処分することにした。
④ 彼女はついに、何年もかけて積み上げてきた荷物の量を減らすことにした。
② が正解。emotional luggage は「感情的・心理的な重荷」を表す比喩表現で、luggage のコアイメージ「重いものを引きずって運ぶもの」が比喩に転じた用法。carry(運び続ける)や leave behind(置き去りにする=手放す)も荷物の比喩を強調しており、物理的な荷物ではなく心の負担を指していることが文脈から明らか。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。