motive
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
motiveのコアイメージは「人を行動へと動かす内的な力・衝動」です。語源はラテン語の movere(動かす)で、moveやmotionと同じ家族です。つまり、motiveとは「人を動かすもの=行動の出発点にある内なる理由」です。なぜその人がそう行動したのかを問うとき、その答えがmotiveです。犯罪捜査で「動機」と訳されることが多いのは最もわかりやすい例ですが、音楽・芸術の分野では「モチーフ(繰り返し現れる主題・動機)」としても使われます。これも「作品全体を動かす根本となる音型・図柄」というコアイメージから自然につながります。
2意味一覧
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名詞
動機、行動を起こした理由
「人を行動へと動かす内的な力」というコアから、ある行為の背後にある理由・目的を指す。特に犯罪・事件の文脈でよく使われる。 -
名詞
目的、意図
行動を起こすエネルギーの源は「目的」とも言い換えられる。何かを達成しようとする意図がその人を動かすという流れ。 -
名詞
モチーフ、主題(芸術・音楽)
作品の中で繰り返し現れ、全体を「動かす」根本となる音型・図柄・テーマ。英語圏ではmotifと同義でこの意味に使われることがある。 -
形容詞
運動を生じさせる、起動の
「動かす」という語源から派生した用法。motive force(原動力)のような技術・学術的表現で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
motivationと混同しやすいが、motiveは「なぜその行為をしたのか=理由・動機(結果として存在するもの)」、motivationは「行動しようとするエネルギーや意欲そのもの(状態・プロセス)」というニュアンスの違いがある。例えば「勉強するモチベーション」はmotivationで、「犯行の動機」はmotive。
motivateやmotionと同じ語源(movere)から来ていると知っておくと、派生語全体の意味がつかみやすくなる。この語源意識がない学習者はmotiveを単なる暗記語として覚えてしまい、文脈での応用が効きにくい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| motivation | 行動を起こさせるエネルギー・意欲の状態そのものを指す。motiveが「理由(点)」なら、motivationは「やる気・推進力(状態・過程)」。 |
| reason | 行動の「理由」全般を指す広い語。reasonは論理的・表面的な説明にも使えるが、motiveは特に内的・心理的な動因を強調する。 |
| intention | 「意図・つもり」を表し、これから行おうとしていることに向いた語。motiveが「なぜ行動したか」の事後的・内的理由なのに対し、intentionは「何をしようとしているか」の目的に近い。 |
| incentive | 外部から与えられる「誘因・報酬」を指す。motiveが内側から自然に湧き出る動力なのに対し、incentiveは外的な刺激・誘い。 |
対義語: deterrent、disincentive
6派生語・関連語
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motivate
動詞
〜に動機を与える、やる気を起こさせる
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motivation
名詞
動機づけ、やる気、意欲
-
motivated
形容詞
意欲的な、動機づけられた -
motif
名詞
モチーフ、主題(芸術・デザイン用語)
7コロケーション
- motive for 〜(〜に対する動機)
- ulterior motive(下心、隠れた動機)
- motive behind 〜(〜の背後にある動機)
8確認テスト
“Police investigators are still trying to establish a motive behind the attack.”
①攻撃の詳細
②攻撃の被害状況
③攻撃の背後にある動機
④攻撃の主犯格
③が正解。motiveは「行動を内側から動かした理由」を意味するので、「攻撃の背後にある動機(なぜ攻撃したのか)」が最も自然。establish a motiveは「動機を特定する・確定する」という警察・捜査の文脈でよく使われるコロケーションで、①②④はいずれもmotiveのコアイメージ(内的な理由)とは関係のない情報を指している。
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