web
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
webのコアイメージは「細い糸や線が複雑に交差しながら広がっていく網状の構造」です。クモが糸を張って巣を作るように、多くの要素が互いに結びつき、全体として一つの「複雑な絡み合い」を形成しているイメージです。物理的なクモの巣だけでなく、「複雑に入り組んだ関係・組織・嘘」などの抽象的な概念にも使われます。またインターネットの「World Wide Web(WWW)」も、世界中の情報ページが網の目のように結びついている構造からこの語が使われています。「絡み合い」「広がり」「繋がり」という三要素がwebの本質です。
2意味一覧
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名
クモの巣
クモが糸を放射状・螺旋状に張り巡らせて作る網状構造そのもの。webのコアイメージの最も原始的な表れ。 -
名
(複雑に絡み合った)網状のもの、入り組んだ関係・仕組み
「糸が複雑に交差する」イメージが抽象化され、嘘・陰謀・官僚制度など「複雑に絡み合って抜け出せない状況」を表す。 -
名
ウェブ、インターネット(the Web)
World Wide Webの略。世界中のページがリンクで網の目状に繋がるという構造が、まさにwebのコアイメージそのもの。 -
名
(水鳥などの)水かき
指と指の間に薄い膜が張り巡らされた構造が、網状・膜状のwebイメージに重なる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「web」と「net」はどちらも「網」に関係するが、webは「糸が複雑に絡み合った構造・プロセス」にフォーカスし、netは「等間隔に交差した規則的な網目」のイメージが強い。クモの巣はspider webとは言うが spider netとは言わない。
「the Web」と大文字で書くとインターネット(World Wide Web)を指すが、小文字の「web」は一般的な網状構造を意味する。大文字・小文字の区別を読み飛ばさないように注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| net | 規則的・均一な網目構造のイメージ。漁網や安全ネットなど実用的な「網」に多く使われ、webほど「複雑な絡み合い」の抽象的含意はない。 |
| mesh | 網目の「目」そのものや、金属・布の細かい網状素材を指す。webより素材・物質的な質感が強く、「絡み合いの複雑さ」より「目の細かさ・構造」に注目する語。 |
| network | 人・組織・コンピューターなどの「繋がりのシステム」を指す。webが「絡み合って抜け出せない複雑さ」を含意するのに対し、networkは機能的・組織的な繋がりをより中立的に表す。 |
対義語: isolation(孤立)、simplicity(単純さ)
6派生語・関連語
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webbed
形
(指の間に)水かきのある、膜で繋がれた -
website
名
ウェブサイト
-
webinar
名
ウェビナー(ウェブ上で行うセミナー) -
cobweb
名
(古い・埃をかぶった)クモの巣(cob=古英語でクモの意)
7コロケーション
- a web of lies(嘘の網、嘘の連鎖)
- spin a web(クモが巣を張る/罠を仕掛ける)
- surf the Web(ウェブを閲覧する)
8確認テスト
“The investigation revealed a web of corruption involving dozens of officials.”
① クモの巣のような腐敗
② 腐敗の広がり
③ 複雑に絡み合った腐敗の構造
④ インターネット上の腐敗
③が正解。webのコアイメージは「複雑に絡み合って抜け出せない網状の構造」。多数の官僚が関与する汚職は単なる「広がり」ではなく、互いに関係し合い全体として一つの複雑な網を成している。①は比喩表現として弱く、②は「絡み合い・複雑さ」のニュアンスが欠け、④は文脈に合わない。
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