literacy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
literacyの語源はラテン語の「littera(文字)」。コアイメージは「文字(記号・情報)を正確に読み解き、使いこなせる能力」である。もともとは「読み書きができること」という文字通りの意味だったが、現代では「ある領域の基礎的な知識・技能を持ち、その情報を適切に扱える能力」へと拡張されている。たとえば「computer literacy(コンピュータを使いこなす能力)」や「financial literacy(金融の知識を活かす能力)」のように使われる。つまり「ただ知っている」のではなく、「実際に機能的に使える力」というニュアンスが本質にある。
2意味一覧
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名詞
識字能力(読み書きができる能力)
コアイメージの最も基本的な形。文字という記号を読み取り・生成する能力そのものを指す。 -
名詞
〜リテラシー(特定分野の基礎知識・活用能力)
「文字を扱う力」が比喩的に広がり、「ある分野の情報を読み解き、適切に活用できる能力」を指すようになった。computer literacy・media literacyなど複合語でよく使われる。 -
名詞
(文学・教養としての)読み書き教育の水準
社会・集団レベルで「どれだけ文字文化が浸透しているか」を表す場合にも使われ、教育水準や文化度を示す指標としても機能する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「literacy」を「知識(knowledge)」と同一視しがちだが、コアイメージは「知っている」だけでなく「実際に機能的に使いこなせる」点にある。たとえばfinancial literacyは「お金の知識がある」ではなく「お金に関する情報を読み解き、適切に行動できる力」を意味する。
「literacy rate(識字率)」のように割合を表す場合は「能力」ではなく「割合・率」と訳す必要がある。文脈によって訳し方が変わることに注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| proficiency | 特定のスキルの「習熟度・熟達度」を指し、測定可能なレベル感を伴う。literacyが「できる・できない」の基礎的な能力に焦点を当てるのに対し、proficiencyは「どれくらいうまいか」の度合いに重点がある。 |
| competence | ある課題を遂行するのに十分な「能力・適格性」を指す。literacyよりも実務的・職業的な文脈で使われることが多い。 |
| knowledge | 「知識・知っていること」を指すが、literacyのような「実際に使いこなせる」という機能的な含意は薄い。 |
対義語: illiteracy、ignorance
6派生語・関連語
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literate
形容詞
読み書きができる;(特定分野に)精通した
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illiteracy
名詞
非識字;読み書きができないこと -
illiterate
形容詞/名詞
(形)読み書きができない;(名)文盲の人
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literal
形容詞
文字通りの;逐語的な(同語源だが意味に注意)
7コロケーション
- improve literacy(識字能力・リテラシーを向上させる)
- digital / media / financial literacy(デジタル・メディア・金融リテラシー)
- literacy rate(識字率)
8確認テスト
Schools must foster media literacy so that students can critically evaluate the information they encounter online.
① メディアを楽しむ娯楽的な能力
② メディアの情報を読み解き適切に活用する能力
③ メディアに関する専門的な職業訓練
④ メディア機器を修理・操作する技術
②。literacyのコアイメージは「情報を読み解き、機能的に使いこなす力」。ここでは「批判的にオンライン情報を評価できるようにする」と文脈が示すとおり、単なる知識や娯楽・技術ではなく『情報を主体的に読み取り活用する能力』を指しており、②が最も自然。
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