network
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
networkの語源は「net(網)+work(組まれたもの)」。魚を捕る網のように、無数の交点(ノード)が線(リンク)でつながり合った構造全体を指す。重要なのは「個々の点」ではなく「点と点のつながりの総体」というイメージ。電話回線・コンピューター・テレビ放送・人間関係など、あらゆる「網の目状のシステム」に使える。動詞では「人脈を広げる(つながりを意図的に作る)」という行為を表す。日本語の「ネットワーク」より守備範囲が広く、放送局の系列網や、社会的な人脈まで含む点に注意。
2意味一覧
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名
(コンピューター・通信の)ネットワーク、回線網
端末同士が網の目状に接続されたシステム全体を指す。最も現代的な用法。 -
名
(人・組織の)ネットワーク、連絡網、人脈
人や組織が互いにつながり合った「見えない網」の比喩的用法。情報や支援が網の目を伝って広がるイメージ。 -
名
(テレビ・ラジオの)放送網、系列局
親局から各地の放送局へと網の目状に番組を配信するシステム。英米では非常に頻出の意味だが日本の教材では軽視されがち。 -
動
人脈を築く、ネットワーキングをする
意図的に人と人のつながりを作っていく行為。ビジネス・就活文脈で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「network」を「インターネット」と同義と思い込みがちだが、networkはコンピューター同士の接続システム全般を指し、インターネットはその一形態に過ぎない。’connect to the network’はLAN(社内ネットワーク)への接続も含む。
動詞用法「network(人脈を作る)」を見落としやすい。’He spent the evening networking’(彼は夜の間ずっと人脈作りをしていた)のように使われるが、日本語に直訳できないため読み飛ばしてしまうことが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| system | systemは構成要素が目的のために機能する「仕組み」全般を指し、つながりよりも「機能・目的」に重点。networkは網の目状の「つながりの構造」そのものに重点がある。 |
| grid | gridは電力・道路など規則的な格子状のインフラ網を指す。networkより物理的・地理的な整列のニュアンスが強い。 |
| web | webはクモの巣のように中心から放射状に広がる複雑なつながりを強調。networkより「複雑に絡み合った」イメージが強く、陰謀・陰謀や関係の複雑さを暗示することがある。 |
対義語: isolation、disconnect
6派生語・関連語
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networking
名・動名
人脈作り;ネットワーク構築(の活動) -
networked
形
ネットワーク化された、接続された -
networker
名
人脈作りが上手な人
7コロケーション
- social network(ソーシャルネットワーク、人間関係の網)
- build a network(人脈・ネットワークを構築する)
- connect to a network(ネットワークに接続する)
8確認テスト
“After losing her job, she relied on her professional network to find new opportunities.”
① 彼女はコンピューターネットワークを利用して新しい仕事を探した。
② 彼女はテレビの放送網を通じて新しいチャンスを見つけた。
③ 彼女は職業上の人脈を頼りに新しいチャンスを見つけようとした。
④ 彼女は会社のネットワーク回線を使って情報収集した。
正解は③。’professional network’は「仕事上で築いてきた人と人のつながりの総体=人脈」を指す。job lossという文脈と’relied on’(頼りにした)という表現から、機械的な回線や放送網ではなく、人間関係の網が機能しているイメージが読み取れる。コアイメージ「つながりの総体」が人間関係に適用された典型例。
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