adolescence
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
adolescenceはラテン語の「adolescere(成長する)」に由来し、子どもでも大人でもない「成長しつつある状態」そのものを指す。単に「思春期」という身体的変化の時期を指すのではなく、心理・社会・感情すべての面で大人へと移行していく過程全体を包む概念である。英語では12歳頃から19〜20歳頃までの比較的長い時間軸を指すことが多く、日本語の「思春期」より広い。自分とは何者かを問い、アイデンティティを形成していく葛藤と成長の時間というニュアンスが根底にある。
2意味一覧
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名詞
青年期・思春期(子どもから大人へと成長する移行期間)
「成長しつつある」という進行状態のイメージ通り、ある一瞬ではなく12歳〜19歳前後までの「過程」全体を指す名詞として使われる。 -
名詞
(抽象的に)青春の未熟さ・若さゆえの動揺の時期
成長の過渡期という核から転じて、感情的な不安定さや自己形成の葛藤を比喩的に表す用法もある。大人になっても「精神的な思春期」を指して使われることがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「青年期」と「思春期」の使い分けに注意。日本語の「思春期」は主に性的成熟に伴う身体的変化(中学生頃)を中心に指すことが多いが、adolescenceはそれより広く、心理・感情・社会的な成長も含む長い期間全体を指す。
youth(若さ・若い人々という概念)、puberty(主に身体的な性成熟の時期)と混同しやすい。adolescenceは「成長の過程」という時間軸と心理的な変容を重視する点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| puberty | 主に性ホルモンの変化など生物学的・身体的な成熟の時期に焦点を当てる。adolescenceより期間が短く、心理的側面はほとんど含まない。 |
| youth | 「若い時代・若者」という集合的・抽象的なニュアンスが強く、特定の年齢区分より「若さ」そのものの概念に近い。adolescenceのような移行・葛藤のニュアンスはない。 |
| teenage years | 13〜19歳という年齢の数字(-teen)に基づいた実用的な表現。adolescenceのような成長の過渡期という心理的・学術的ニュアンスは薄い。 |
対義語: adulthood、childhood
6派生語・関連語
7コロケーション
- during adolescence(青年期の間に)
- early / late adolescence(青年期の前半・後半)
- pass through adolescence(青年期を経る)
8確認テスト
“Many psychologists argue that adolescence is not just about physical changes, but about finding one’s own identity.”
① 幼少期とは、身体的変化だけでなく、自分自身のアイデンティティを見つける時期でもあると、多くの心理学者は主張する。
② 青年期とは、身体的変化だけでなく、自分自身のアイデンティティを見つける時期でもあると、多くの心理学者は主張する。
③ 老年期とは、身体的変化だけでなく、自分自身のアイデンティティを見つける時期でもあると、多くの心理学者は主張する。
④ 成年期とは、身体的変化だけでなく、自分自身のアイデンティティを見つける時期でもあると、多くの心理学者は主張する。
②が正解。adolescenceのコアイメージは「子どもから大人への成長の過渡期」であり、単なる身体的変化だけでなくアイデンティティの形成という心理的側面も含む。この文はまさにその広い意味合いを強調しており、「青年期」が最も適切。「思春期」でも意味は通じるが、アイデンティティ形成という心理的・社会的な成長まで含む文脈では「青年期」の方がより正確に訳出できる。
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