celebrity
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
celebrityのラテン語源はcelebr-(多くの人が集まる・賑やかな)で、「celebrate(祝う)」と同じ根を持つ。コアイメージは「多くの人々に認知・称賛されている状態、あるいはその状態にある人」。単なる「有名」ではなく、大衆から注目・讃えられているという能動的な輝きのニュアンスがある。人を指せば「有名人・著名人」、抽象的に使えば「名声・名声の状態そのもの」を意味する。famousが「知られている」という状態の形容詞なのに対し、celebrityはその状態が社会的に確立された実体・人物として捉えられている点が特徴的。
2意味一覧
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名
有名人、著名人(特にメディアに登場する)
「多くの人々に称賛・注目されている人」というコアイメージが、そのまま具体的な人物を指す用法になったもの。特に芸能人・スポーツ選手・インフルエンサーなど大衆文化の中で輝く人物に使いやすい。 -
名
名声、有名であること
人物ではなく「広く称えられている状態・性質」そのものを指す抽象名詞用法。「celebrity status(名声のある地位)」のように、輝きの状態を概念として表す。 -
名
(ある分野での)第一人者、名士
大衆的なメディアの有名人に限らず、学術・政治・地域社会など特定の文脈で広く知られ称えられている人物にも使われる。「local celebrity(地元の名士)」がその典型。
3例文
4よくある間違い・注意点
celebrity を常に「芸能人・タレント」と狭く解釈しがちだが、本来は「広く称えられている人・状態」全般に使える。地域の英雄、学術界の著名人にも使われることを覚えておこう。
fame(名声・抽象)と celebrity(名声そのもの、または有名人)の混同に注意。fame は常に抽象名詞だが、celebrity は可算名詞として具体的な人物も指せる(a celebrity / celebrities)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fame | 常に抽象名詞で「名声・有名であること」のみを意味し、人物は指せない。celebrity より格式張らないニュートラルな語。 |
| star | 主に芸能・スポーツ分野に限定され、よりくだけた口語的ニュアンス。celebrity より輝きのイメージが強いが、分野の幅は狭い。 |
| figure | 「著名な人物」の意味では重なるが、figure は中立的で「(社会的に)重要な人物」であり、称賛のニュアンスは薄い。 |
| renown | 「名声・名高さ」の意味では近いが、renown はより格式が高く文語的。長年の業績への敬意を含意することが多い。 |
対義語: nobody、unknown、obscurity
6派生語・関連語
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celebrate
動
祝う、称える、(儀式を)執り行う
-
celebrated
形
名高い、有名な(特定分野で称えられている) -
celebration
名
祝賀、祝典
-
celebratory
形
祝いの、祝賀の
7コロケーション
- celebrity culture(有名人崇拝の文化・セレブ文化)
- achieve / gain celebrity(名声を得る)
- local celebrity(地元の名士・顔役)
8確認テスト
“The retired professor enjoys a quiet celebrity in academic circles for her groundbreaking research.”
① タレントとしての人気
② (学術界での)名声・名声ある地位
③ 有名人との交友関係
④ 派手な生活スタイル
② が正解。celebrity のコアイメージは「多くの人々に称えられている状態・存在」であり、ここでは芸能人的な意味ではなく、学術分野で広く認められている「名声・名望」という抽象名詞として使われている。enjoy a quiet celebrity は「ひっそりとした(しかし確かな)名声を享受している」という意味で、分野限定の称賛を表すコアイメージの典型的な例。
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