concise
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
concise の語源はラテン語の concidere(切り落とす)で、con-(完全に)+ caedere(切る)が組み合わさったもの。つまり「余分なものをすっかり切り取った状態」がコアイメージ。単に「短い(short)」とは違い、必要な情報・内容はしっかり含みながら、不要な部分だけを削ぎ落としているというニュアンスが根底にある。だから長い文章でも要点が凝縮されていれば concise と言えるし、短くても内容が薄ければ concise とは言わない。「短くて要を得ている」という情報密度の高さが本質。
2意味一覧
-
形
簡潔な、要を得た
余分を切り落とした結果、必要な内容だけが凝縮された状態。「短い」という量的な側面より「無駄がない」という質的な側面を指す。 -
形
(文体・表現が)明快で無駄のない
文章や話し方について使う場合、内容を圧縮して密度高く伝えるスタイルを指す。学術論文や報告書の文体を評するときにもよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「short(短い)」と混同しがち。short は純粋に量・長さが少ないことを指すが、concise は内容を保ちつつ無駄を省いた状態。short は褒め言葉でも否定的でもあり得るが、concise はほぼ常に肯定的な評価。
brief との使い分けに注意。brief は「時間・量が短い」という中立的な語で、内容の充実度は問わない。concise は「内容を損なわず凝縮した」という価値判断を含む褒め言葉として使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| brief | 単純に「短い・手短な」を意味し、内容の充実度への言及がない中立語。a brief pause(短い間)のように時間的な短さにも使える。 |
| succinct | concise に最も近い類義語で、「ぎゅっと凝縮された」ニュアンス。やや格式高い語でフォーマルな文章に多く登場する。 |
| terse | 簡潔すぎて愛想がない・ぶっきらぼうというやや否定的なニュアンスを含むことがある。concise が褒め言葉なのに対しやや注意が必要。 |
| laconic | 極端に言葉が少ない・無口なという意味合いが強く、「もの静かで要点しか言わない」人の性格描写に使われることが多い。 |
対義語: verbose、wordy、long-winded、prolix
6派生語・関連語
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concisely
副
簡潔に、要を得て -
conciseness
名
簡潔さ、簡明さ -
concision
名
簡潔さ(やや格式高い表現)
7コロケーション
- concise explanation(簡潔な説明)
- concise summary(要約・要旨)
- clear and concise(明確かつ簡潔な)
8確認テスト
“The professor praised the student’s essay for being concise without sacrificing any important details.”
① 短すぎて内容が薄い
② 重要な詳細を損なわずに要点が凝縮されている
③ 長くて読み応えがある
④ 難しい言葉を使って格式ある
② 「重要な詳細を損なわずに要点が凝縮されている」が正解。concise のコアイメージは「内容を保ちながら無駄を削ぎ落とした状態」であり、without sacrificing any important details(重要な詳細を犠牲にせずに)という表現がそれを補強している。①は short と混同した誤答、③は逆の意味、④は全く無関係。
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