intermediate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
intermediateは「inter-(〜の間に)+mediate(中間の)」というラテン語由来の構造を持つ。コアイメージは「二つの地点・段階・存在のちょうど間に位置すること」。初級でも上級でもない「中間」、出発点でも終着点でもない「途中」、直接ではなく「仲介を経た」という三つの方向性がすべてこの一語から生まれる。レベルや段階の話をするときは「中級」、位置や工程の話をするときは「中間地点」、人や機関の話をするときは「仲介役」と自然に訳し分けられる。「どっちでもない中途半端な存在」ではなく、「二者の間に意味ある役割を持って存在する」という肯定的なニュアンスを持つことが重要。
2意味一覧
-
形容詞
中間の、中級の
二つの端(初級と上級、出発点と終点)のあいだに位置するというコアイメージから、レベルや段階を表す文脈で「中間・中級」となる。 -
形容詞
仲介の、媒介の
二者の「間に立つ」イメージから、AとBをつなぐ役割を担うものを修飾する際に「仲介の・媒介の」となる。 -
名詞
中間のもの、中級者、仲介者
形容詞と同じコアイメージがそのまま名詞化したもの。「二者の間に存在するもの・人」を指す。 -
動詞
仲介する、調停する
「間に入る」コアイメージが動詞化した形。mediateとほぼ同義で、二者の間に立ってとりもつ行為を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「中間の」という訳だけ覚えると、intermediate agent(仲介業者)やintermediate goods(中間財)など、「間に入って何かをつなぐ」文脈での用法に対応できなくなる。コアイメージ「二者の間に位置する」を意識すれば、どの文脈でも適切な訳を導ける。
「中途半端・曖昧」という否定的ニュアンスで捉えがちだが、intermediateは「二者をつなぐ意味ある位置」として肯定的に使われることがほとんど。中立・否定的な含意を持つmediocre(凡庸な)と混同しないこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| middle | 空間・時間的な「真ん中」に焦点を当てた日常語。intermediateほど「二端の間をつなぐ役割」というニュアンスはなく、より中立的・物理的。 |
| median | 統計や数学的な「中央値・中央の」に使われることが多く、データや数値の文脈でのみ自然。intermediateより限定的。 |
| transitional | 「過渡期の・移行期の」というニュアンスが強く、変化の途中段階を強調する。intermediateが単に「間」を示すのに対し、transitionalは変化のプロセスを含意する。 |
| mediating | 「仲介・調停する」という動詞的な意味合いが強く、人や機関が積極的に間に入る行為を強調。intermediateより意図的・能動的なニュアンス。 |
対義語: elementary(初級の)、advanced(上級の)、direct(直接の)
6派生語・関連語
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intermediary
名詞・形容詞
仲介者(の)、媒介物(の)。intermediateよりも「人や機関が間に立つ」役割を強調した形。 -
mediate
動詞
仲介する、調停する。intermediateの語根部分が動詞化したもの。 -
intermediately
副詞
中間的に、仲介的に。
7コロケーション
- intermediate level(中級レベル)
- intermediate stage(中間段階)
- intermediate goods(中間財・半製品)
8確認テスト
“The bank acted as an intermediate between the investor and the company.”
① 中立的な存在
② 仲介役
③ 中級機関
④ 暫定的な役割
②「仲介役」が正解。intermediateのコアイメージ「二者の間に立つ存在」がそのまま現れており、投資家と企業という二者の「あいだ」に入って取引をつなぐ役割を表している。①「中立的」は二者の間であることは示唆するが、つなぐ役割を含まない。③「中級機関」はlevelやrankの文脈で使う訳であり、この文では不自然。④「暫定的」はtemporaryのニュアンスで、intermediateにその含意はない。
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