consumer
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
consumerの動詞形consumeはラテン語「com(完全に)+ sumere(取る)」に由来し、「完全に取り尽くす・使い果たす」がコアイメージ。consumeは「食べ物を消費する」だけでなく「火が燃やし尽くす」「時間を食いつぶす」「感情に飲み込まれる」といった幅広い文脈で使われる。consumerはその行為者、つまり「何かを受け取り使い尽くす側の存在」を意味する。経済の文脈では生産者(producer)に対する受け手として「消費者」となるが、生態学では「他の生物を食べて生きる生物」(一次・二次消費者)を指すこともある。根底にあるのは「作る側・与える側」ではなく「受け取り、使い、尽くす側」というイメージだ。
2意味一覧
-
名詞
消費者(商品・サービスを購入・使用する人)
生産・提供される財やサービスを「受け取り使い尽くす側」の人間。経済活動における最終的な受益者を指す。 -
名詞
(生態学)消費者・捕食者(他の生物を食べて栄養を得る生物)
植物(生産者)が作り出した有機物を「食べて使い尽くす」生物全般。一次消費者(草食動物)・二次消費者(肉食動物)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
customerと混同しがち。customerは「特定の店・企業と取引関係にある顧客」という個別・具体的なニュアンスが強いのに対し、consumerは「市場全体における消費する側」という抽象的・経済的な概念。例えば consumer protection(消費者保護)はcustomerでは代替できない。
consumeの派生語と意識せず「消費者」という訳語だけ暗記すると、生態学など別文脈での意味を見落としやすい。コアイメージ「使い尽くす側」を意識しておくと応用が効く。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| customer | 特定の店や企業との取引関係に焦点を当てた「顧客」。consumerより具体的・個別的で、経済学的な抽象概念としては使いにくい。 |
| buyer | 「購入する」行為に特化した語。実際にお金を払う瞬間に焦点があり、使用・消費のプロセス全体を含まない点でconsumerより範囲が狭い。 |
| end user | 製品・サービスを最終的に使用する人を指すIT・ビジネス用語。consumerと近いが、必ずしも購入者とは限らない(例:企業に支給されたソフトウェアの使用者)。 |
対義語: producer(生産者)、manufacturer(製造者)、supplier(供給者)
6派生語・関連語
-
consume
動詞
消費する、食べ尽くす、燃やし尽くす、(感情が)飲み込む
-
consumption
名詞
消費(量)、消耗
-
consumerism
名詞
消費主義(消費を美徳とする考え方);消費者保護主義 -
consuming
形容詞
(時間・エネルギーを)大量に消費する;(感情が)圧倒的な
7コロケーション
- consumer behavior / behaviour(消費者行動)
- consumer protection(消費者保護)
- consumer goods(消費財)
8確認テスト
“The new regulation aims to protect consumers from misleading advertising.”
① 顧客
② 消費者
③ 利用者
④ 市民
② 消費者。この文は市場全体における「商品を購入し使う側」を規制で守るという経済・法律的文脈であり、特定の店との関係を示す「顧客(customer)」や個人的関係を示す「利用者」「市民」ではなく、抽象的・制度的概念としての「消費者」が最も適切。consumer protectionは日本語でもそのまま「消費者保護」と定着していることからも、②が正解。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。