holy
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
holyのコアイメージは「神に捧げられ、神の領域に属している」こと。古英語のhāligは「全体・健全」を意味するhālと語源的につながり、「傷のない、完全な存在として神に捧げられた状態」を表す。つまり単なる「きれい・純粋」ではなく、「神聖な力・存在によって特別に区別・聖別された」というニュアンスが核心にある。場所・物・人・日などに使われ、それが「神の領域に属している」と感じられるときにholyが使われる。日本語では文脈に応じて「神聖な」「聖なる」「信心深い」などと訳すが、どの訳も「世俗から切り離され、神に属している」という感覚を含んでいる。
2意味一覧
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形容詞
神聖な、聖なる(場所・物・日などが神の領域に属している)
神に捧げられ聖別されたものは、世俗とは切り離された特別な領域に属する。湖・山・建物・テキストなど、宗教的に特別視される対象に使われる。 -
形容詞
信心深い、敬虔な(人が神に捧げた生き方をしている)
人がコアイメージの対象になると、「自分の生を神に捧げている人=敬虔な人」という意味になる。聖人や修道士など、神への献身が生き方に表れている人物を指す。 -
形容詞
(感嘆・強調の用法)ものすごい、とんでもない(Holy cow! / Holy moly! など)
「神の領域に属するほどの」という誇張から、口語で驚きや強調の間投詞的に使われる。宗教的な本来の意味が薄れた慣用的用法で、試験にも出る重要表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
sacredとの混同に注意。holyは「神に捧げられた・神の領域に属する」という宗教的な聖性が中心だが、sacredは「世俗から保護・隔離された神聖さ」のニュアンスが強く、宗教外でも「sacred tradition(神聖な伝統)」のように使える。holyは特定の宗教・神と結びつく場面で使われることが多い。
holy の口語的な強調用法(Holy cow! / Holy moly!)を知らないと、試験の長文や会話文で意味がつかめなくなる。宗教的な文脈でないのにholyが出てきたら、驚きや強調の表現である可能性を疑おう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sacred | 「保護・隔離された神聖さ」のニュアンスが強く、宗教に限らず「侵してはならない神聖なもの」に使われる。holyより世俗的文脈にも広がる。 |
| divine | 「神そのものの属性・神から来た」というニュアンスが核心。holyが「神に捧げられた聖性」なのに対し、divineは「神自身が持つ性質」を指す。 |
| devout | 人にのみ使われ「深く信仰に捧げている」という意味。holyの「信心深い」の意味に近いが、devoutは行動・姿勢の献身性を強調する点で異なる。 |
対義語: unholy、profane、secular
6派生語・関連語
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holiness
名詞
神聖さ、聖性;(His Holiness)法王・高僧への敬称 -
holy day
名詞
聖日、祝祭日(holidayの語源) -
unholy
形容詞
神聖でない、不敬な;口語で「ひどい、とんでもない」
7コロケーション
- holy water(聖水)
- holy war(聖戦)
- holy land(聖地)
8確認テスト
“The priest led the pilgrims to a holy site where, according to legend, a miracle had occurred centuries ago.”
① 美しい
② 神聖な
③ 有名な
④ 危険な
② 神聖な。奇跡が起きたとされる場所は「神の領域に属する・神に聖別された場所」というholyのコアイメージに合致する。「美しい」や「有名な」は事実としてそうかもしれないが、holyが持つ「宗教的に聖別された」というニュアンスを反映できない。
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