intersection
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
intersectionの語源はラテン語のinter-(〜の間)+secare(切る)。「互いに切り合う」というイメージが根底にある。道路同士が「互いに切り合う場所」が交差点であり、数学的に直線や集合が「互いに切り合う点・領域」が交点・共通集合となる。物理的な場所にとどまらず、「異なる概念・領域が重なり合う地点」という抽象的な意味でも広く使われる。つまり、二つ以上の独立したものが出会い、重なり合う「交わりの地点」こそがコアイメージである。
2意味一覧
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名詞
(道路の)交差点
道路が「互いに切り合う場所」=複数の道が交わる地点という物理的なコアイメージの表れ。 -
名詞
(数学・幾何学の)交点、交線
直線や平面が「互いに切り合う点」という数学的なコアイメージで、道路の交差点と全く同じ発想。 -
名詞
(集合論の)共通集合、積集合
二つの集合が「互いに重なり合う部分」をさし、論理・情報科学の文脈で使われるコアイメージの抽象的な展開。 -
名詞
(抽象的な)交わり、接点
異なる分野・アイデア・文化などが「交わる地点」として使われる比喩的用法。「文化の交差点」などはこのコアイメージの自然な延長。
3例文
4よくある間違い・注意点
crossroads との混同に注意。crossroadsは「人生の岐路」など比喩的・文学的なニュアンスが強く、日常の道路交差点にはintersectionやcrossing が自然。また、intersectionは数学や抽象的な文脈でも頻出なのに、交差点(道路)の意味しか覚えていないと読解でつまずく。
日本語では「交差点=crossroads」と思いがちだが、アメリカ英語では交差点にintersection が非常によく使われる。crossroadsは4方向が交わる地点を強調したり、比喩的な「岐路」の意味で使われることが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| crossroads | 4方向が交わる十字路や、「人生の岐路」という比喩的・文学的ニュアンスが強い。intersectionより古風・劇的な響きがある。 |
| junction | 道路や鉄道が合流・分岐する地点に使われ、「合流点」のニュアンス。intersectionが「切り合う交差」なのに対し、junctionは「つなぎ合わせる」イメージ。 |
| crossing | 横断歩道や踏切など、横切って渡る場所を指すことが多く、intersectionより小規模・局所的。 |
対義語: divergence(分岐)、separation(分離)
6派生語・関連語
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intersect
動詞
交差する、交わる -
intersecting
形容詞
交差している、交わる -
intersectional
形容詞
交差的な(社会学では「インターセクショナルな」=複数の差別軸が交わる様子) -
intersectionality
名詞
(社会学)インターセクショナリティ:人種・性別・階級など複数のアイデンティティが交わることで生じる複合的差別の概念
7コロケーション
- at the intersection(交差点で/交点において)
- the intersection of A and B(AとBの交差点・接点)
- busy intersection(交通量の多い交差点)
8確認テスト
“This conference explores the intersection of medicine and artificial intelligence.”
① 交差点
② 交点
③ 接点・融合領域
④ 横断歩道
③「接点・融合領域」が正解。道路や数式ではなく、「医学とAIという異なる分野が互いに重なり合う地点」という抽象的なコアイメージの用法。①は道路の物理的交差点、②は数学的な点、④はcrossingの意味で、いずれもこの抽象的な文脈には不自然。intersectionのコアイメージ「複数のものが交わる地点」をそのまま抽象世界に当てはめると③になる。
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