industrial
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
industrialのコアイメージは「人間が組織的・大規模に行う生産・製造活動に関わるもの」です。語源はラテン語のindustria(勤勉・精力的な活動)で、単なる「工場がある」という物理的な状態ではなく、「人が組織化された力で大量に何かを生み出す」という動的なニュアンスを含みます。だから「工業の」という訳だけでなく、「産業規模の(非常に大量の)」という意味にも広がります。工場・製造・採掘・エネルギーなど、社会の経済基盤を支える大規模な生産活動全般を指すイメージを持つと、さまざまな文脈での使い方が見えてきます。
2意味一覧
-
形容詞
工業の、産業の
大規模な生産・製造活動に直接関係するものを修飾するときの基本的な用法。「産業革命」「工業地帯」など、社会・経済の基盤をなす生産活動を指す。 -
形容詞
工業が発達した、産業化した
ある地域や国が「大規模生産活動の段階に達している」という状態を表す。industrialized(工業化された)とほぼ同義で使われることもある。 -
形容詞
産業規模の、大量の(インフォーマルな強調用法)
「工場レベルの大量生産」というコアイメージが誇張的に転じて、「ものすごい量の〜」という意味で使われる。例:industrial quantities of coffee(大量のコーヒー)。
3例文
4よくある間違い・注意点
industrialとindustriousは全くの別語。industriousは「勤勉な」という意味の形容詞で人の性格を表す(語源は同じでも意味は分岐している)。「industrial(工業の)」と混同しないよう注意。
「工業の」だけを訳語として覚えると、industrial quantities(産業規模の量=膨大な量)やindustrial espionage(産業スパイ)のような応用表現で詰まりやすい。「大規模な生産・産業活動に関わる」というコアイメージで覚えると柔軟に対応できる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| manufacturing | 「製造業の」という意味に特化しており、物を作るプロセスに焦点を当てる。industrialは産業・工業全般(採掘・エネルギーなども含む)を広くカバーする点が異なる。 |
| commercial | 「商業の・営利的な」というニュアンスが強く、売買・取引に重点を置く。industrialは「生産・製造」側に重点がある。 |
| technological | 「技術的な」という意味で、技術・テクノロジーそのものに焦点を当てる。industrialは技術を含む産業活動全体を指す。 |
対義語: agricultural(農業の)、rural(農村の)、pre-industrial(産業化以前の)
6派生語・関連語
-
industry
名詞
産業、工業;勤勉
-
industrialize
動詞
〜を工業化する、産業化する -
industrialized
形容詞
工業化された(industrialized countries=工業国) -
industrious
形容詞
勤勉な(industrialとは別語)
-
industrially
副詞
工業的に、産業的に
7コロケーション
- industrial revolution(産業革命)
- industrial waste(産業廃棄物)
- industrial zone / area(工業地帯)
8確認テスト
“The factory was fined for dumping industrial waste into the river.”
① 家庭ゴミを
② 産業廃棄物を
③ 農業用廃水を
④ 商業ゴミを
② 産業廃棄物を。industrialのコアイメージ「大規模な生産・製造活動に関わるもの」から、工場の製造活動から出る廃棄物=産業廃棄物を指すことが自然に導ける。household waste(家庭ゴミ)やagricultural waste(農業廃棄物)とは明確に区別される。
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