prose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
proseのコアイメージは「詩(poetry)ではない、日常的・自然な言語表現」です。古フランス語のproseから来ており、「まっすぐに進む話し方」という意味がその根底にあります。詩のように厳格なリズムや韻を持たず、普通の文章として流れるように続く言語スタイルを指します。文学的な小説・エッセイから日常の会話文まで、「詩ではない書き言葉・話し言葉」全般を指せる幅広い単語です。そのため「美しい散文」という文学的文脈でも、「平凡でつまらない話し方」という否定的な文脈でも使われます。「詩的な高揚感のない、地に足のついた言語表現」というイメージを押さえておくと、どんな文脈でも対応できます。
2意味一覧
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名詞
散文(詩に対する概念としての通常の文章)
韻や定型リズムなしに「まっすぐ流れる」言語表現そのものが散文であり、文学・英語学の文脈では最も基本的な意味となる。 -
名詞
(文体・話し方が)平凡さ、退屈さ、面白みのなさ
「詩的な輝きのない、装飾のない言葉」というコアイメージが転じて、日常的すぎて面白みのない表現や状況を指す比喩的用法。 -
動詞
散文を書く;くどくどと話す
動詞として使うと「散文を綴る」という意味になるほか、「詩的でなくだらだら話す」というやや否定的なニュアンスでも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
proseを「小説」と混同しないこと。novelやfictionは特定の文学ジャンルを指すが、proseは「散文」という文体上の概念で、小説・エッセイ・評論など幅広い文章形式を含む。詩(poetry / verse)との対比で定義される単語であることを意識しよう。
「平凡・退屈」という比喩的意味(例:the prose of everyday life)を見落としやすい。文脈によっては否定的ニュアンスが強くなるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| writing | writingは書き言葉全般を指し、詩も含む。proseはあくまで詩ではない文章に限定される点で区別される。 |
| composition | compositionは「文章を構成する行為・作品」に重点があり、文体上の区分(詩か散文か)には中立的。proseは必ず詩との対比を含意する。 |
| narrative | narrativeは「物語・語り」という意味で、内容の流れに注目した語。proseは内容より文体形式(韻文でないこと)に注目した語。 |
対義語: poetry、verse
6派生語・関連語
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prosaic
形容詞
散文的な;平凡な、面白みのない -
prosaically
副詞
散文的に;平凡に -
prosaist
名詞
散文作家
7コロケーション
- write in prose(散文で書く)
- elegant / lyrical prose(優雅な/叙情的な散文)
- poetic prose(詩的散文)
8確認テスト
“The speech was technically correct but pure prose — no one in the audience was moved.”
① 散文
② 韻文
③ 面白みのない平凡な言葉
④ 難解な文体
③「面白みのない平凡な言葉」が正解。「技術的には正しいがprose(詩的な輝きがなく平凡)で、聴衆は誰も感動しなかった」という文脈で、proseが「詩的な高揚感のない、生気のない言葉」という比喩的な否定的意味で使われている。①「散文」と訳すと文体の話になってしまい文脈と噛み合わない。proseのコアイメージ「詩的でない=生気・輝きがない」を理解していれば導ける。
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