gesture
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
gestureのコアイメージは「何かを伝えようとする意図的な動作・行為」。語源はラテン語のgestus(身体の動き・態度)に由来し、単に体が偶然動くのではなく、「気持ちや意図を相手に示すための表現行為」という点が核心にある。だから物理的な手振り・身振りだけでなく、「気持ちを示す行為・態度」という意味にも広がる。たとえば「花を贈る」という行為も、言葉ではなく気持ちを表すならgestureと表現できる。つまり「身体の動き」か「具体的な行動」かを問わず、『何かを伝えるためのシグナルとしての行為』がこの単語の本質である。
2意味一覧
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名詞
身振り・ジェスチャー(体の動きで気持ちや意図を伝えること)
「意図を込めた身体の動き」というコアイメージがそのまま現れた最も基本的な意味。手や顔の動きで言葉の代わりに意思を伝える行為。 -
名詞
(気持ちや好意を示す)行為・しぐさ・表れ
身体の動きだけでなく、「感情や意図を外に示す具体的な行為」全般に拡張された意味。花を贈ることや謝罪の電話なども、気持ちを示す行為としてgestureになる。 -
動詞
身振りで示す・身振りをする
「意図を込めた動作で何かを伝える」行為を動詞化したもの。gesture to someone to come(来るよう身振りで示す)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「ジェスチャー」というカタカナ語は日本語では主に「大げさな身振り」を指すことが多いが、英語のgestureは穏やかな手振りや日常的な表情の動き、さらには具体的な「気遣いの行為」にも使われる。「a kind gesture(親切な行為)」「a political gesture(政治的な身振り=ポーズ)」のように使えることを覚えておこう。
gestureは必ずしも誠実な行為とは限らず、「empty gesture(空虚なポーズ・見せかけの行為)」のように表面的な行為を批判的に指す場合もある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| sign | signは情報や意図を伝える「記号・合図」全般を指し、gestureより広い。身体の動きに限らず、言語記号や道路標識なども含む。 |
| signal | signalは特定の行動を促すための「合図・信号」というニュアンスが強く、意図的・機能的。gestureはより感情・気持ちの表現に重点がある。 |
| act | actは単に「行為・行動」そのものを指す中立的な語。gestureは「気持ちや意図を伝えるための行為」という伝達の目的意識が含まれる点が異なる。 |
対義語: words(言葉)、inaction(無行動・何もしないこと)
6派生語・関連語
-
gesticulate
動詞
(話しながら)大きく身振り手振りをする -
gestural
形容詞
身振りの・ジェスチャーに関する
7コロケーション
- make a gesture(身振りをする・行為を示す)
- a kind / friendly gesture(親切な行為・友好的なジェスチャー)
- an empty gesture(見せかけだけの行為・空虚なポーズ)
8確認テスト
“Donating books to the local library was a wonderful gesture by the company.”
①身振り
②ジェスチャー
③気遣いの行為・心遣い
④合図
③が正解。この文では「本を図書館に寄付する」という具体的な行動が、会社の気持ち・好意を示す行為として語られている。ここでのgestureは身体の動きではなく「気持ちを外に示す行為」というコアイメージの広がった用法。①②は身体の動きという意味に引きずられた誤訳で、④のsignalとは違いgestureには「伝える意図・感情」が込められているため③が最も自然。
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