prove
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
proveの語源はラテン語の「probare(試す・検証する)」。コアイメージは「何かを試したり検証したりすることで、その真実・性質を明らかにする」こと。「証明する」という意味は、証拠を積み上げてある事実が本当だと明らかにするプロセス。「判明する・わかる」という意味は、その検証の結果として「〜だとわかった」という結果が出ること。さらに「〜であると判明する」という自動詞的な使い方(prove to be…)も、「試してみた結果、〜であることが明らかになった」というコアイメージから自然に導かれる。つまりproveは、単なる主張ではなく、「検証というプロセスを経て真実が浮かび上がる」イメージが本質にある。
2意味一覧
-
動(他動詞)
〜を証明する、立証する
証拠や論理を使って検証したうえで、ある命題が真であることを明らかにする行為。コアイメージである「試して真実を明らかにする」が最も直接的に現れた意味。 -
動(自動詞)
〜であることがわかる、〜だと判明する
「試してみた結果、〜であることが明らかになった」という結果を表す。prove to be 〜 / prove 形容詞 の形で使われることが多く、日本語では「〜であることがわかった」「〜と判明した」と訳すと自然。 -
動(他動詞・古風)
〜を試す、試験する
語源「probare(試す)」に最も近い意味。現代英語では主に「証明する」が主流だが、「the exception proves the rule(例外が規則を試す→例外があってこそ規則が存在する)」のような表現に残っている。 -
動(再帰・自動詞)
(自分が〜であると)証明する、能力を示す
prove oneself の形で「自分自身の価値・能力を実際の行動で示す」意味になる。「試された結果、自分が何者かを明らかにする」というコアイメージから派生。
3例文
4よくある間違い・注意点
prove to be 〜 の自動詞的用法を知らず、「証明する」とだけ覚えていると「The plan proved to be a failure.(その計画は失敗だとわかった)」の訳でつまずく。proveは「〜だと判明する」という結果を表す自動詞にもなることを必ず押さえよう。
proved と proven の使い分けに注意。過去分詞は両方使えるが、形容詞として名詞を修飾するとき(例:a proven method「実証済みの方法」)はprovenが好まれる。アメリカ英語ではprovenが一般的、イギリス英語ではprovedも多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| demonstrate | 「実演・実例を見せることで明らかにする」ニュアンスが強く、目に見える形で示すことに重点。proveが「論理・証拠で真実を確定する」のに対し、demonstrateはより具体的・視覚的な提示を伴う場合が多い。 |
| verify | 「正確さ・事実性を確認・照合する」意味が中心で、既に存在する情報が正しいかをチェックするニュアンス。proveよりも「確認作業」の色が強い。 |
| establish | 「(事実・評判・地位などを)確立する、確定させる」意味で、proveよりも結果として「確固たるものにする」という定着感が強い。 |
対義語: disprove、refute、deny
6派生語・関連語
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proof
名詞
証拠、証明(「検証によって得られたもの」)
-
proven
形容詞
実証済みの、証明された -
provable
形容詞
証明できる、立証可能な -
approval
名詞
承認、賛成(prove と同語源のapproveの派生語)
7コロケーション
- prove one’s innocence(無実を証明する)
- prove to be 〜(〜であることがわかる)
- a proven track record(実績のある記録)
8確認テスト
“The shortcut proved to be longer than the original route.”
① その近道は元のルートよりも長いと証明した。
② その近道は元のルートよりも長いことがわかった。
③ その近道は元のルートよりも長いと試した。
④ その近道は元のルートよりも長いと確認しなかった。
正解:②
【解説】prove to be 〜 は「(実際にやってみた結果)〜であることがわかった・判明した」という自動詞的用法。主語はthe shorcut(近道)であり、「証明する行為の主体」ではなく「判明した事実の内容」を表している。①は他動詞「証明する」に引きずられた誤訳で、「近道が何かを証明した」という不自然な訳になってしまう。コアイメージ「試した結果、真実が明らかになった」から、②「わかった・判明した」が最も自然。
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