severe
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
severeのコアイメージは「一切の余裕・甘さ・装飾が取り除かれた状態」です。語源はラテン語の severus(厳格な・厳しい)に由来し、「ゆるみ」や「軽さ」が完全に排除されたイメージを持ちます。人に使えば「容赦なく厳格な」人物になり、天候や病気などに使えば「過酷で手加減のない」状態を指します。また、デザインや外観に使われると「装飾を一切省いたシンプルすぎる」という意味にもなります。共通しているのは、「本来あってもよい余裕・やわらかさが存在しない」という感覚です。日本語の「厳しい」が多くの場合対応しますが、物事の深刻さ・過酷さを強調したいときは「ひどい」「激しい」「重篤な」などに訳し分けることが求められます。
2意味一覧
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形容詞
(人・態度が)厳しい、厳格な、容赦のない
人に対してゆるみや甘さが一切ない状態を指す。批判・罰・規律などに使われる。 -
形容詞
(状況・症状・被害などが)深刻な、ひどい、激しい
問題や苦痛に「手加減がない」=影響や程度が大きく深刻であることを表す。 -
形容詞
(気候・試練などが)過酷な、厳しい
自然や環境が人間に一切の余裕を与えない状態。「severe winter(厳冬)」などがその典型。 -
形容詞
(外見・スタイルが)飾り気のない、地味すぎる
装飾的な「ゆるみ」が排除された見た目を指す。やや珍しい意味だが、文学や批評文でよく登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「严しい」一本で覚えてしまうと、医療文脈での a severe injury(重傷)や severe depression(重度のうつ)を「厳しい傷」「厳しいうつ」と直訳してしまいがち。文脈に応じて「深刻な」「重篤な」「激しい」を使い分けることが大切。
strict との混同に注意。strict は「規則・ルールをきっちり守る・守らせる」という意味合いが強く、人の性格や規則への適用が中心。severe はそれよりも「過酷さ・深刻さ」のニュアンスが強く、状況や症状にも使える幅広い語。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| strict | 規則・ルールの遵守に焦点を当てた「厳格な」。人や規律に限定されやすく、天候や病気には使いにくい。 |
| harsh | 感情的・感覚的に「手荒で不快な厳しさ」を強調。批判や言葉の荒っぽさ、環境の過酷さに使う。severeより主観的・感情的なトーンがある。 |
| grave | 「重大で憂慮すべき」という意味の深刻さ。特に状況・結果の重大性を静かに強調する語で、severeより格式的。 |
| acute | 医療文脈で「急性の・急激に悪化した」深刻さを指す。severeが程度の激しさなら、acuteは進行の速さや緊急性に焦点。 |
対義語: mild、lenient、gentle、moderate
6派生語・関連語
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severely
副詞
厳しく、深刻に、ひどく -
severity
名詞
厳しさ、深刻さ、過酷さ
7コロケーション
- severe damage(深刻な被害)
- severe weather(悪天候・過酷な気象)
- severe punishment(厳しい罰)
8確認テスト
The drought caused severe food shortages across the region.
① 厳格な食料不足
② 飾り気のない食料不足
③ 深刻な食料不足
④ 容赦のない食料不足
③「深刻な食料不足」が正解。drought(干ばつ)が引き起こした状況の深刻さを表す文脈であり、severeは「手加減のない・余裕のない」コアイメージから「深刻な」が最も自然な訳になる。①の「厳格な」は人や制度に使う語感、②は外見への用法でここでは不自然、④の「容赦のない」も意味は近いが日本語として不自然。
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