comet
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
cometはギリシャ語の「komētēs(長髪の星)」に由来する言葉で、核心にあるイメージは「長い尾を引きながら夜空を移動する神秘的な天体」です。古代から人々は彗星を不吉な予兆や神の使いとして畏れてきました。その明るく目を引く軌跡から、英語圏では比喩的に「彗星のごとく突然現れて注目を集める人・物」という文脈でも使われます(comet among actorsなど)。ただし基本義は天文学的な「彗星」であり、氷や塵でできた核が太陽に近づくことで尾(tail)を形成するという科学的イメージも現代では重なっています。
2意味一覧
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名詞
彗星(氷・塵でできた核が太陽に近づき尾を形成する天体)
「長髪の星」という語源そのままに、尾を引いて夜空を移動する天体を指す最も基本的な意味。 -
名詞(比喩的)
彗星のように突然現れて脚光を浴びる人・もの
突然夜空に現れ強烈な印象を残してまた消えていく彗星のイメージが、一躍注目を集める存在の比喩として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「asteroid(小惑星)」「meteor(流星)」「meteorite(隕石)」と混同しやすい。cometは「尾を引く天体」、asteroidは「岩石質の小天体」、meteorは「大気圏に突入して燃える天体(流れ星)」と区別して覚えよう。
比喩的な用法(like a comet = 彗星のごとく)は文学的・ジャーナリスティックな文章でよく見られるが、見慣れないと「彗星?」と戸惑うことがある。文脈から「突然現れて注目を集めた」という意味を読み取れるようにしたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| asteroid | 小惑星を指し、主に火星と木星の間に存在する岩石質天体。尾を持たず、cometのような「尾を引く劇的な移動」のイメージはない。 |
| meteor | 地球の大気圏に突入して発光する現象(流星)。cometが宇宙空間を移動する天体自体を指すのに対し、meteorは大気圏内での燃焼現象を指す。 |
6派生語・関連語
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cometary
形容詞
彗星の、彗星に関する(cometary tail: 彗星の尾) -
cometlike
形容詞
彗星のような(突然現れて去っていくような)
7コロケーション
- discover a comet(彗星を発見する)
- comet’s tail / the tail of a comet(彗星の尾)
- like a comet(彗星のように、突然現れて)
8確認テスト
“The young chef appeared on the culinary world like a comet — winning two Michelin stars within a year of opening his first restaurant.”
① 彗星のように夜空に輝いて
② 突然彗星を発見したかのように
③ 彗星のごとく突然現れて強烈な印象を残した
④ 長い尾を引くように緩やかに成長した
③が正解。like a cometは「彗星のように突然現れて強烈な印象を残す」という比喩表現。後半の「1年でミシュラン2つ星を獲得」という内容が、突然現れて一気に注目を集めたというコアイメージを裏付けている。④の「緩やかに成長」はcometの「突然現れる・速い」イメージと真逆であり誤り。
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