misleading
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
misleadingは「間違った方向に」を意味するmis-と「導く」を意味するlead(のing形)が合わさった語で、コアイメージは「人の思考・判断を正しくない方向へ誘導してしまう」こと。意図的な嘘ではなく、「結果として誤った理解を生み出す」という点がポイント。発信者が故意に騙そうとしているかどうかに関わらず、受け取った側が事実とは異なる認識を持ってしまう状況に使われる。「嘘ではないが正確でもない」「一部は本当だが全体として誤解を招く」といった微妙なケースこそ、この単語が最もよく使われる場面であり、広告・統計・報道などで頻出する。
2意味一覧
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形容詞
誤解を招く、紛らわしい
人の思考を正しくない方向へ導いてしまう性質があることを指す。情報・言葉・行為そのものが「誰かを誤った理解へと誘導する力を持っている」状態を表す。 -
形容詞
(統計・数字などが)実態を正確に反映していない、歪んだ
数値やグラフが嘘ではなくても、見る人を誤った結論へ「導いてしまう」場合にも使われる。データや図表が実態とは異なる印象を与えるときに適用される。
3例文
4よくある間違い・注意点
misleadingは「嘘をついている(lying)」とは異なる。故意・偶然を問わず「結果として誤解を生む」ことを指すため、悪意がない発言や統計にも使える。’That’s a lie.’と’That’s misleading.’は意味が大きく異なるので混同しないように注意。
confusingと混同しやすいが、confusingは「理解しづらくて頭が混乱する」という意味で、「誤った方向へ導く」という含意はない。misleadingは「間違った方向への誘導」、confusingは「難解さによる混乱」と区別しよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| deceptive | 意図的に人を騙そうとするニュアンスが強く、misleadingより悪意が含意されやすい。misleadingは故意でなくても使えるが、deceptiveはより意図的な欺きに近い。 |
| confusing | 情報が難しすぎて「理解できない・頭が混乱する」という意味であり、誤った認識に「誘導する」というmisleadingのニュアンスはない。 |
| fallacious | 論理的・推論上の誤りや欺瞞を指す、やや堅い語。misleadingが「誘導の結果」に焦点を当てるのに対し、fallaciousは「根拠・論理の誤り」に焦点を当てる。 |
対義語: accurate、straightforward、transparent
6派生語・関連語
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mislead
動詞
(人を)誤解させる、誤った方向へ導く
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misleadingly
副詞
誤解を招くような形で、紛らわしいことに -
misleader
名詞
誤った方向へ人を導く者(まれに使われる)
7コロケーション
- misleading information(誤解を招く情報)
- misleading advertisement / ad(誤解を招く広告)
- potentially misleading(誤解を与える恐れがある)
8確認テスト
“The headline was technically true but nonetheless misleading.”
① その見出しは技術的に正しく、かつ分かりやすかった。
② その見出しは表現上は正確だったが、それでも誤解を招くものだった。
③ その見出しは正確ではなく、さらに嘘でもあった。
④ その見出しは技術的すぎて、難解で理解しにくかった。
② が正解。misleadingのコアイメージは「正しくない方向へ導く」であり、嘘ではないが誤った認識を生み出すという微妙なニュアンスを表す。’technically true but misleading’(表現上は正確だが誤解を招く)という対比的な文脈はこの単語の最も典型的な使い方。④はconfusingの意味に近く、misleadingと混同した典型的な誤りである。
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