harbor
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
harborのコアイメージは「外の危険から何かを守るために囲い込む・受け入れる空間」です。名詞の「港」は、嵐や外洋の荒波から船を守る天然・人工の囲われた水域のこと。「避難所」も同じ発想です。そして動詞になると「(危険な人・感情・考えなどを)心の中にかくまう・抱き続ける」という意味が生まれます。たとえば harbor a grudge(恨みを抱き続ける)は、恨みという感情を自分の内側に「囲い込んで離さない」イメージ。物理的な空間から心理的な空間まで、「外に出さずに内に保護・保持する」という一貫した核があります。
2意味一覧
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名詞
港、湾港
外海の波風から船を守るために囲われた水域。「安全な囲い」というコアイメージがそのまま物理空間として現れている。 -
名詞
避難所、安全な場所
脅威から人や物を守るために受け入れる空間。港が船を守るのと同じ発想が、より抽象的な「安全な場所」へ拡張されたもの。 -
動詞
(感情・考えなどを)心に抱き続ける、秘める
恨みや疑いなどをまるで港が船を囲い込むように、心の内側に留め続けるイメージ。harbor a grudge(恨みを抱き続ける)が典型例。 -
動詞
(犯罪者・危険な人物などを)かくまう、匿う
港が船を外から見えないよう囲うように、危険人物を社会の目から守り隠すこと。「囲い込んで外に出さない」というコアが法的な文脈で現れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
動詞の意味を知らない学習者が多い。harbor は名詞「港」だけで覚えてしまいがちだが、大学受験では harbor doubts(疑念を抱く)や harbor a criminal(犯人をかくまう)のような動詞用法が長文読解で頻出。文脈を見て品詞を判断する習慣をつけよう。
harbor が動詞として「かくまう」を意味するとき、単に「隠す」(hide)とは異なり、「保護・受け入れ」のニュアンスが含まれる点に注意。hide は発見されないよう隠すだけだが、harbor は危険を知りながら積極的に受け入れている含意がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| port | port は商業・貿易上の「港湾施設」に焦点を当てた実務的な語。harbor は地形的・物理的な「船を守る水域」を指し、保護のニュアンスが強い。 |
| shelter | shelter は広く「雨風や危険をしのぐ場所」を指す。harbor は「積極的に受け入れて守る」という能動的な保護のニュアンスがより強い。 |
| refuge | refuge は迫害・危険から逃れ込む「避難の場所」で、被害者側の視点が中心。harbor はかくまう側・受け入れる側の視点を含む。 |
| cherish | 感情を「抱き続ける」点では近いが、cherish は愛情・希望などポジティブな感情に使う。harbor はネガティブな感情(恨み・疑念など)を心に秘める文脈でよく使われる。 |
対義語: expel(追い出す)、banish(追放する)、release(解放する)
6派生語・関連語
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harborage
名詞
停泊所、避難場所(やや古・文語的)
7コロケーション
- harbor a grudge / resentment(恨み・憤りを抱き続ける)
- harbor doubts / suspicions(疑念・疑惑を心に抱く)
- harbor a criminal / fugitive(犯罪者・逃亡者をかくまう)
8確認テスト
Despite smiling at the meeting, he harbored serious doubts about the new plan.
① 表明した
② 心の中に抱いていた
③ 港に停泊させた
④ 隠蔽するよう命じた
② 心の中に抱いていた。表面では笑っていながら内心では疑念を外に出さず抱き続けているという状況で、harborの「外に出さずに内側に囲い込む」コアイメージが動詞として現れている。①は express、③は物理的な港の文脈、④は conceal order などが適切で、いずれもニュアンスが合わない。
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