mystery
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
mysteryのコアイメージは「人間の理解や認識が届かない領域」です。古代ギリシャ語の「mystes(秘儀に参加する者)」が語源で、神官だけが知る秘密の儀式を指していました。つまり、単に「わからない」だけでなく、「本来は隠されているもの」「解明しがたいもの」というニュアンスが根底にあります。だからこそ、未解決の謎(誰が犯人か不明)にも、神秘的な現象(科学で説明できない)にも、謎解き小説のジャンル(犯人が隠された物語)にも使えます。日本語の「謎」より広く、「神秘」より具体的な事件にも使える点が特徴です。
2意味一覧
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名
謎、不可解なこと
人間の認識が届かない「わからない状態」そのもの。事件の動機や原因が解明されていない状況に使う。 -
名
神秘、神秘的な事柄
科学や理性では説明できない、人知を超えた存在・現象を指す。宗教的・哲学的な文脈で使われることが多い。 -
名
ミステリー(推理小説・犯罪小説のジャンル)
「犯人が誰かわからない」という構造自体がmysteryのコアイメージそのもの。謎解きエンターテイメントを指す。 -
名
(人物について)謎めいた雰囲気・不可解さ
人物の内面や行動が読めないとき、「She has a sense of mystery(彼女は謎めいた雰囲気がある)」のように使う。よく見落とされる用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「mystery=ミステリー(推理小説)」だけで覚えている人が多いが、日常的には「謎・不可解なこと」として使う場面の方が多い。たとえば「It’s a mystery to me why he quit.(なぜ彼が辞めたのか私には謎だ)」のようなカジュアルな表現に対応できるよう幅を持って覚えておこう。
secretとの混同に注意。secretは「意図的に隠されている秘密」であり、知っている人が存在する。mysteryは「そもそも誰も答えを知らない・解明されていない」ニュアンスが強い点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| enigma | より文語的・知的なニュアンスで、人物や状況の「謎めいた複雑さ」を指すことが多い。mysteryより難解で解けない印象が強い。 |
| puzzle | 「解けるはずの謎」というニュアンスが強く、論理的に考えれば答えが出るものに使う。mysteryほど深遠・神秘的ではない。 |
| secret | 誰かが意図的に隠している「秘密」。知っている人が存在する点がmysteryと根本的に異なる。 |
| riddle | なぞなぞのような「問い」の形をした謎。答えのある謎を指すことが多く、mysteryより軽いトーン。 |
対義語: certainty、explanation、clarity
6派生語・関連語
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mysterious
形
謎めいた、不可解な、神秘的な
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mysteriously
副
不可解にも、謎めいた様子で -
mystify
動
〜を困惑させる、〜に謎をかける -
mystic / mystical
形
神秘的な、霊的な(宗教・精神的文脈で使う)
7コロケーション
- remain a mystery(謎のままである)
- solve a mystery(謎を解く)
- shrouded in mystery(謎に包まれた)
8確認テスト
“There’s an air of mystery about him that makes everyone curious.”
① 推理小説のような雰囲気
② 謎めいた雰囲気
③ 秘密主義な態度
④ 不審な行動
② 謎めいた雰囲気。この文では mystery は人物が醸し出す「読めない・わからない」雰囲気を指しており、コアイメージ「人知が届かない領域」が人物描写に応用されている。「air of mystery(謎めいた雰囲気)」はそのままコロケーションとして覚えておくと便利。①は文脈に合わず、③④は mystery ではなく secretiveness や suspicious behavior に対応する表現。
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