dangerous
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
dangerousの根底にあるのは「danger(危険・害)をはらんでいる」というイメージ。単に「怖い」「不安」という主観的な感情ではなく、実際に害や損傷を引き起こす可能性が客観的に存在している状態を指す。人・場所・行為・物・状況など、あらゆる対象に使える点が特徴。「危険な人物」のように相手に脅威を与える存在にも、「危険な地域」のように環境そのものにも使える。日本語で「危ない」と訳す場合でも「危険な」と訳す場合でも、根底には「放置すれば実害につながりうる潜在的リスクが存在する」という客観的な含意がある。
2意味一覧
-
形容詞
危険な、危ない(物・場所・行為が害をもたらす可能性がある)
dangerを内包している状態そのものを指し、対象が人・物・場所・行為いずれであっても「実害が起こりうる可能性が高い」ことを客観的に示す。 -
形容詞
(人が)危険人物の、脅威となる
人がdangerの源泉である場合。「あの人物は危険だ」のように、他者に害を与えうる存在であることを強調する用法で、日本語では「要注意の」「手強い」と訳せることもある。 -
形容詞
(状況・水準が)深刻な、ギリギリの(比喩的用法)
「危険なほど〜だ」という比喩的な強調表現。例えばdangerously close(危険なほど近い)のように、実害には至っていないが限界に近い状態にもコアイメージが拡張される。
3例文
4よくある間違い・注意点
「dangerous=怖い(scary/frightening)」と混同しがち。dangerousは「客観的に害をもたらす可能性がある」という事実の描写であり、主観的な恐怖感を表すscaryとは異なる。「幽霊屋敷は怖い(scary)けれど危険(dangerous)ではない」という使い分けが典型例。
riskとhazardとの使い分けにも注意。dangerousは形容詞で状態を表すが、hazardous(有害物質・職場リスク向け)やrisky(結果の不確実性を伴う)はやや特定の文脈で使われる傾向がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| hazardous | 特に職場環境・化学物質・作業環境など、専門的・制度的文脈での危険を指すことが多く、dangerousより硬い響き。 |
| risky | 「うまくいかない可能性がある」という不確実性のニュアンスが強く、dangerousほど直接的な身体的危害を含意しない場合がある。 |
| perilous | 文語的・詩的な表現で、生命の危機に関わるような深刻な危険に使われる。dangerousより劇的な響きをもつ。 |
| threatening | 危険が他者への脅威という形で現れる場合に使い、dangerousより「威圧感・敵意」のニュアンスが強い。 |
対義語: safe、harmless、secure
6派生語・関連語
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danger
名詞
危険、危難
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dangerously
副詞
危険なほど、危険な状態で(例:dangerously ill=危篤の) -
endanger
動詞
〜を危険にさらす、〜を脅かす
7コロケーション
- dangerous situation(危険な状況)
- dangerous driving(危険運転)
- dangerously ill(危篤状態で)
8確認テスト
The patient’s blood pressure dropped dangerously low during the operation.
① 危険なことに
② 危険なほど
③ 危険を冒して
④ 危険を感じながら
正解:② 危険なほど。dangerouslyはここで副詞として形容詞lowを修飾しており、「実害が生じるレベルに達するほど」という客観的な程度の強調を表している。「危険なほど低く」と訳すのが最も自然。①は「残念ながら」のような接続副詞的な響きになってしまい不自然。③④はdangerously自体に「行為者の意図や感情」を読み込んでしまっており、コアイメージとずれる。
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