far
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
farのコアイメージは「ある基準点から大きく離れている」こと。物理的な距離だけでなく、程度・量・時間・関係性においても「大きな隔たり」を表す。副詞「遠くに」はそのまま空間的な隔たり。「大いに」「はるかに」という訳も、ある基準から大きく「離れて」いるという同じイメージから来ている。「far better(はるかに良い)」は基準点から程度が大きく離れているということ。また「as far as I know(私の知る限り)」のように「どこまで届くか」という到達点を示す使い方も、この距離感のイメージが根底にある。
2意味一覧
-
副詞
遠くに、遠く離れて
物理的な距離の隔たりをそのまま表す最も基本的な用法。「起点から大きく離れた場所に」がそのまま「遠くに」となる。 -
副詞
はるかに、大いに(程度・比較の強調)
比較対象から「大きく隔たっている」という程度の差を表す。far better / far more など比較級を強調する用法がこれにあたる。 -
形容詞
遠い、遠方の
「大きな隔たりのある」という意味で形容詞として名詞を修飾する。the far side(向こう側)のように使う。 -
副詞(熟語的用法)
〜する限り(as far as / so far as)
「どこまで距離が届くか」=「どこまでの範囲で」という到達点の意味。as far as I know(私が知る範囲で)のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
farは疑問文・否定文・比較表現では自然に使えるが、肯定文で単に「遠い」と言いたいときは a long way away や distant の方が自然な場合がある。例えば「とても遠い」を× very farとは言いにくく、○ far away や a long way が適切。
far と away の混同に注意。far は「距離の大きさ(程度)」を、away は「ここから離れた状態」を示す。go far(遠くまで行く/大きな成功を収める)のように far は比喩的にも使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| distant | 主に形容詞で「遠くに位置する・心理的に遠い」を表す。farより文語的で、関係や態度の冷淡さも表せる(a distant relative:遠い親戚)。 |
| remote | 「人里離れた・アクセスしにくいほど遠い」というニュアンスを持つ。farより孤立・隔絶感が強い(a remote island:孤島)。 |
| much | 比較級を強調する点では far と同様に使えるが、much は量的な差に寄り、far は距離感・隔たりの大きさが根底にある。 |
対義語: near、close、nearby
6派生語・関連語
-
farther / further
副詞・形容詞
より遠くに(fartherは物理的距離、furtherはさらに・一層の意でも使う) -
farthest / furthest
副詞・形容詞
最も遠くに・最大限に -
far-reaching
形容詞
広範囲に及ぶ、影響の大きい -
faraway
形容詞
遠い、はるか遠くの(faraway look:遠い目・夢想的な目つき)
7コロケーション
- far from 〜(〜から遠い/〜とはほど遠い)
- as far as I know(私の知る限り)
- far better / far more(はるかに良い/はるかに多い)
8確認テスト
“This new policy is far from perfect, but it’s a step in the right direction.”
① 遠くから見れば完璧だ
② 完璧とはほど遠い
③ 完璧になるために遠くへ行く
④ 非常に完璧だ
② 完璧とはほど遠い。far from 〜は「〜から大きく隔たっている」つまり「〜にはほど遠い・〜ではない」という意味。ここでは perfect(完璧)という基準点から程度が大きく離れている=「完璧とはほど遠い」が正解。①③④はコアイメージを捉え損なった誤訳。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。