forward
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
forwardの根底にあるのは「前方(空間・時間)へ向かう方向性」というイメージです。空間的には「物理的に前へ」、時間的には「先(未来)へ・以後」という意味になります。さらにこのコアイメージは「物事を前進させる・促進する」という比喩的な意味にも広がります。look forward to(~を楽しみに待つ)はまさに「視線を未来の出来事に向ける」イメージ。形容詞として「積極的な・図々しい」という意味になるのも、「人より前に出る」姿勢から来ています。日本語の「前向き」という感覚に近い英単語です。
2意味一覧
-
副詞
前に、前方へ
空間的に「前方へ向かう」コアイメージがそのまま表れた最も基本的な用法。 -
副詞
先に、以後、今後
時間軸上での「前=未来」への方向性。「from this point forward(これ以降)」のように使われる。 -
動詞
(手紙・メールなどを)転送する、転送・送付する
「宛先に向けて前に送り出す」イメージ。メールの「フォワード」は日本語にもなっているほど重要な用法。 -
形容詞
積極的な、(過剰に)前に出た、図々しい
「人より前に出る」姿勢から、ポジティブには「積極的」、ネガティブには「出しゃばり・図々しい」という評価に転じる。
3例文
4よくある間違い・注意点
look forward to の後ろは動詞原形ではなく名詞または動名詞(-ing形)が必要。「I’m looking forward to see you.」は誤り。「to」は不定詞のtoではなく前置詞のtoなので、後ろには名詞相当語句が来る。
forwardとforthは混同しやすいが、forthは「外へ・出て」という外向きの方向性が強く、bring forth(生み出す)のように「内から外へ」のニュアンス。forwardは「後ろから前へ」の前進方向が軸。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ahead | 「前方に(すでに位置している)」という静的なニュアンスが強い。forwardが「前へ向かう動き」なのに対し、aheadは「前方の位置・状態」を指すことが多い。 |
| onward(s) | 「前進し続けて」という継続的な前進を強調。forwardより文語的・改まった表現で、from this point onwardsのように使う。 |
| forth | 「外へ・前へ出て」という意味だが、慣用表現(back and forth、bring forth)に限られることが多く、単独での使用はforwardより少ない。 |
対義語: backward、behind
6派生語・関連語
-
forwards
副詞
前方へ(forwardの英国英語的な形。意味はほぼ同じ) -
forwarding
名詞・形容詞
転送(すること)/転送用の(forwarding address=転送先住所) -
straightforward
形容詞
率直な、わかりやすい(「まっすぐ前へ」=回りくどさのない)
7コロケーション
- look forward to ~(~を楽しみにする)
- put/bring forward(提案する・前倒しにする)
- forward an email/message(メール・メッセージを転送する)
8確認テスト
「The committee decided to bring the meeting forward by one week.」
① 会議を1週間後回しにすることにした
② 会議を1週間前倒しにすることにした
③ 会議を1週間延長することにした
④ 会議を1週間キャンセルすることにした
② 「前に持ってくる(bring forward)」=「前倒しにする・繰り上げる」という意味。forwardのコアイメージ「前方・未来の方向へ動かす」が時間軸に適用されると、予定を「より早い時点(時間軸の前方)に移す」ことを表す。①のように「後回し」はput backやpostponeを使う。
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