intervention
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
interventionの語源はラテン語のintervenire(inter=「間に」+ venire=「来る」)。つまり「何かが進行している間に、外から中へ割って入る」というのがコアイメージだ。進行中の出来事・関係・プロセスに、第三者が踏み込んでいく感覚がある。この「割り込み」が歓迎されれば「仲裁・調停」となり、望まれなければ「干渉・介入」というニュアンスが生まれる。医療や心理学の文脈では「介入療法」(早期発見で外から手を加えること)として使われる。日本語の「介入」「干渉」「仲裁」はそれぞれ異なる語感を持つが、どれもこの「間に入り込む」という共通のコアから導かれる。
2意味一覧
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名詞
介入・介在(第三者が関係や状況に割り込むこと)
進行中の事態に外から「間に入る」行為そのものを指す。政治・経済・外交など、力関係が絡む文脈でよく使われる。 -
名詞
干渉(望まれない形での割り込み)
コアイメージは同じだが、その介入が当事者に歓迎されていないとき、「干渉」という否定的なニュアンスが前面に出る。 -
名詞
仲裁・調停(対立する当事者の間に入ること)
二者が争っている「間に入る」という行為が、紛争解決のために使われるときに「仲裁」という訳があてはまる。 -
名詞
(医療・福祉における)介入・処置
病気・問題行動などの進行プロセスに「外から手を加える」ことを指し、medical intervention(医療的処置)やearly intervention(早期介入)のように使われる重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「介入」と「干渉」を混同しやすいが、interventionは必ずしも否定的ではない。文脈によってプラス(仲裁・処置)にもマイナス(干渉)にもなるため、訳語は前後関係から判断すること。
interfereと混同しやすいが、interferenceは「邪魔・妨害」のニュアンスが強く、否定的な文脈に限られる。interventionはより中立的・公式的な響きを持つ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| interference | 否定的ニュアンスが強く、望まれない「邪魔」「妨害」の意味が前面に出る。interventionの方が中立的・公式的。 |
| mediation | 対立する二者の間に入って解決を促す「調停」に特化しており、intervantionより中立・平和的なニュアンスが強い。 |
| involvement | 「関与・関係」という意味で、間に入るというより、何らかの形で関わっている状態を指す。より穏やかで広い概念。 |
対義語: non-intervention(不干渉)、neutrality(中立)、indifference(無関心)
6派生語・関連語
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intervene
動詞
介入する、干渉する、仲裁する
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intervening
形容詞
間に挟まった、その間の(intervening years:その間の年月) -
interventionism
名詞
(政治・外交上の)干渉主義、介入主義
7コロケーション
- military intervention(軍事介入)
- early intervention(早期介入)
- humanitarian intervention(人道的介入)
8確認テスト
「The doctor recommended surgical intervention to prevent further complications.」
① 外科医による干渉
② 外科的処置
③ 手術の妨害
④ 外科的仲裁
②。surgical interventionは「外科的処置・外科的介入」という意味の医療用語。病状の進行に「外から手を加える(間に入る)」というコアイメージが、この文脈では医療的処置として現れている。「干渉」「妨害」「仲裁」は文脈に合わない。
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