obedient
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
obedientは「聞く・従う」を意味するラテン語 oboedire(ob-「〜に向かって」+audire「聞く」)に由来する。つまりコアイメージは「相手の言葉・命令に真剣に耳を傾け、それに応じた行動をとる」こと。単に「反抗しない」という消極的な意味だけでなく、指示・ルール・権威に対して積極的に応答しようとする姿勢を含む。人だけでなく、訓練された動物が命令に従う場面や、信者が宗教的戒律に従う文脈でも使われる。日本語の「従順な」は近いが、obedientにはより意識的・能動的な「聴従」のニュアンスがある。
2意味一覧
-
形容詞
従順な、素直な
上位者や規則の言葉に耳を傾け、それに沿って行動するさまを表す。人・動物・組織など幅広い主体に使える。 -
形容詞
(命令・規則に)忠実に従う、服従する
「従順」よりやや強く、権威や法・戒律などの抽象的なルールに対してもきちんと応じるというニュアンスで使われる。obedient to the law(法律に従う)のように前置詞 to を伴うことが多い。
3例文
4よくある間違い・注意点
「従順」という訳語に引っ張られ、obedient=性格的に大人しいと誤解しがち。実際は意識的に命令・規則に応じるという能動的なニュアンスがあるため、文脈によって「忠実な」「服従する」「規律正しい」と訳し分けることが重要。
submissive(力に押されて仕方なく従う、屈服する)と混同しやすい。obedientは必ずしも強制・恐怖を含まず、規律や敬意から自発的に従う含意がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| compliant | 要求や規則に対して摩擦なく応じるニュアンスで、特にビジネス・法律文脈で「規定を遵守している」という意味で使われることが多い。obedientほど人格的な従順さを含まない。 |
| submissive | 力や圧力に負けて従う、という受け身・屈服のニュアンスが強く、obedientより否定的な含意を持つことが多い。 |
| docile | 扱いやすい・おとなしいという性格的な温順さを指す。obedientが「指示に応じる行動」を重視するのに対し、docileは「そもそも反抗心がない気質」に焦点が当たる。 |
| dutiful | 義務感・責任感から行動するニュアンスが強く、「義務に忠実な」と訳される。obedientが他者の命令への応答を強調するのに対し、dutifulは内発的な義務意識を強調する。 |
対義語: disobedient、defiant、rebellious、insubordinate
6派生語・関連語
-
obey
動詞
〜に従う、〜を守る
-
obedience
名詞
服従、従順さ -
obediently
副詞
従順に、素直に -
disobedient
形容詞
反抗的な、言うことを聞かない
7コロケーション
- be obedient to ~(〜に従順である/〜に従う)
- obedient child(従順な子ども)
- obedient to orders(命令に忠実な)
8確認テスト
「The soldiers were obedient to every regulation, no matter how strict.」
① どんなに厳しい規則にも我慢強く耐える兵士たち
② どんなに厳しい規則にも忠実に従う兵士たち
③ どんなに厳しい規則にも不満を感じている兵士たち
④ どんなに厳しい規則にも無関心な兵士たち
② が正解。obedient to every regulation は「あらゆる規則に対して耳を傾け、それに応じた行動をとる」というコアイメージそのもの。①の「耐える」はむしろ submissive や patient のニュアンス、③④はコアイメージと正反対。文脈に応じて「従う」「忠実に守る」と訳せることを確認しよう。
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