obey
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
obeyのコアイメージは「外部からの命令・規則・力に対して自分の意志や行動を沿わせる」こと。ラテン語のoboedireに由来し、「耳を傾けて従う」という感覚が根底にある。重要なのは、obeyの対象は「人」だけでなく「法律・命令・規則・自然の力」など幅広い点。「服従する」と訳すと意志に反して強制される印象が強くなるが、obeyには必ずしも強制のニュアンスはなく、「当然のこととして従う」場合にも使う。また物理的な法則(重力・物理法則)にも使えるのが英語らしい特徴で、この場合は「(法則)どおりに動く」というイメージになる。
2意味一覧
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動詞(他動詞)
(人・命令・規則)に従う、服従する
外部の権威や命令に自分の行動を沿わせるコアイメージが直接表れている。対象が「人」なら「言うことを聞く」、「規則・法律」なら「守る」と訳すと自然。 -
動詞(他動詞)
(衝動・感情・本能など)のままに動く
内なる衝動や欲求という「力」に身を委ねる場合にも使われる。「外部の命令に従う」という意味が内側に向いたイメージ。 -
動詞(他動詞)
(物理法則・自然の力)に従って動く
物体が重力や物理法則の「命令」どおりに動くという発想。英語では無生物主語が自然なため、この用法が頻出する。 -
動詞(自動詞)
言われた通りにする、従順に振る舞う
目的語なしで使う場合、「従う姿勢・態度を示す」という行為全体を指す。「言いつけを守る」といったニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
「obey a person」は正しいが「obey to a person」は誤り。obeyは他動詞なので前置詞toは不要。日本語の「人に従う」につられてobey to~としてしまうミスが多い。
「服従する」と覚えると、意志に反した強制的な場面にしか使えないと誤解しがち。obeyには「当たり前のルールを守る」「自然の法則に沿って動く」など中立的な用法も多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| follow | 「後についていく・手順や指示に沿う」という広いイメージ。obeyより権威関係が弱く、アドバイスや流れに沿う場合にも使える(follow advice / follow instructions)。 |
| comply (with) | 規則・要求・基準に「正式に応じる」ニュアンスで、やや書き言葉的・ビジネス的。obeyより義務感・形式感が強い(comply with regulations)。 |
| abide by | 規則・決定・約束を「長期的に守り続ける」イメージ。obeyが瞬間的な行為にも使えるのに対し、abide byは継続的遵守を含意する。 |
| submit to | 「屈服する・甘んじて受け入れる」という抵抗を乗り越えた服従を含む。obeyより強い強制・抵抗のニュアンスがある。 |
対義語: defy、disobey、violate、rebel against
6派生語・関連語
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obedience
名詞
服従、従順さ -
obedient
形容詞
従順な、言うことを聞く
-
obediently
副詞
従順に、素直に -
disobey
動詞
(命令・規則に)従わない、反抗する -
disobedience
名詞
不服従、反抗
7コロケーション
- obey the law(法律に従う)
- obey orders / commands(命令に従う)
- obey the rules(規則を守る)
8確認テスト
“The robot was programmed to obey every command given by its operator.”
①ロボットはオペレーターの全ての命令に抵抗するようプログラムされていた。
②ロボットはオペレーターの全ての命令に従うようプログラムされていた。
③ロボットはオペレーターの全ての命令を無視するようプログラムされていた。
④ロボットはオペレーターの全ての命令を発するようプログラムされていた。
② obeyのコアイメージは「外部からの命令・指示に自分の行動を沿わせること」。ここではロボットがオペレーターという外部の権威の命令に「従う」よう設計されており、コアイメージが典型的に表れている。①はdefy、③はignore、④はissueのイメージに対応するため不正解。
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