engineering
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
engineeringの語源はラテン語の「ingenium(才気・工夫)」。単なる「工学の知識」ではなく、「自然の法則や資源を人間の意志に沿って設計・制御・構築する営み」全体を指す。だから「工学(学問)」でも「工学技術(実践)」でもある。さらに比喩的に「巧みな仕組み作り・根回し」という意味にも転じる。「計画を engineer する」という動詞用法と同じ感覚で、「思い通りの結果をもたらすための知的・技術的操作」がこの語の根底にある。
2意味一覧
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名詞
工学(学問分野)
自然法則を人間の目的に応用する学問体系そのものを指す。「科学を実用に変換する知的営み」というコアイメージの学術的側面。 -
名詞
工学技術・エンジニアリング(実践・設計・製造の行為)
知識を実際のモノや仕組みとして具現化するプロセスを指す。「理論を現実世界に巧みに落とし込む行為」というコアイメージの実践的側面。 -
名詞
(比喩的に)巧みな操作・根回し・仕組み作り
「思い通りの結果を生み出すための計算された操作」というコアイメージが人間関係や政治・社会文脈にも広がったもの。social engineering(社会的操作)などで使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「engineering=工学の学問だけ」と思い込みがち。実際には学問・技術・設計行為・さらには比喩的な「巧みな操作」まで幅広く使われる。civil engineering(土木工学)、genetic engineering(遺伝子工学)のように分野名を前置して使うことが多いのも特徴。
engineer(名詞:技術者/動詞:巧みに設計する)と混同しないこと。engineering は「行為・分野」を指す名詞で、engineer は「行為者」または「意図的に仕組む」という動詞としても機能する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| technology | technology は「技術・テクノロジー」全般(道具・知識・システムの総体)を指し、engineering のような「設計・構築の行為プロセス」という動的ニュアンスは薄い。 |
| science | science は「自然現象の法則を発見・解明する」純粋学問。engineering は「その法則を人間の目的に応用・設計する」実践志向の点で異なる。 |
| design | design は「計画・意匠・デザイン」と美的・概念的側面を含むが、engineering は物理的・機能的な構造設計に重きを置く。 |
対義語: pure science(純粋科学)、arts(文科系学問)
6派生語・関連語
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engineer
名詞・動詞
(名)技術者・エンジニア/(動)巧みに設計する・仕組む
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engineered
形容詞
人工的に設計・改変された(例:genetically engineered 遺伝子操作された) -
re-engineer
動詞
(プロセスや組織を)再設計する・再構築する
7コロケーション
- civil / mechanical / genetic / software engineering(土木/機械/遺伝子/ソフトウェア工学)
- a feat of engineering(工学上の偉業・技術的快挙)
- social / political engineering(社会的/政治的操作・誘導)
8確認テスト
“Critics accused the party of blatant social engineering, using media control to shape public opinion.”
①工学技術 ②工学の研究 ③社会的な操作・誘導 ④建設工事
③社会的な操作・誘導。engineering のコアイメージは「意図した結果を生み出すための巧みな操作・仕組み作り」。ここでは物理的な工学技術ではなく、メディアを使って世論を意図的に形成しようとする「社会的操作」という比喩的用法。①②は学問・技術の文脈、④は全くの誤訳。
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