royal
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
royalのコアイメージは「王・王室に属する、またはそれにふさわしい格調・威厳」です。古フランス語roialを経てラテン語regalis(王の)に由来し、「王権」が持つ権威・壮大さ・公式性が根底にあります。単に「王の」という所属を示すだけでなく、「王にふさわしいほど壮大・豪華・手厚い」というニュアンスへと広がります。たとえば「royal treatment(王様扱い)」は実際の王室とは無関係でも使われます。さらに比喩的に「徹底した・並はずれた」という強意の意味も生まれており、この延長線上でroyal painのように皮肉的に使われることもあります。コアイメージをつかめば、文脈に応じて柔軟に意味を導き出せます。
2意味一覧
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形容詞
国王の、王室の、王立の
「王権に属する・関係する」というコアイメージが最も直接的に表れた用法。人・機関・行事など王室に公式に結びつくものに使われる。 -
形容詞
壮大な、堂々とした、豪華な
「王にふさわしいほど立派だ」というコアイメージの拡張。王室の格調・豪華さが転じて、あらゆる物事が「王様級に素晴らしい」と称えられる場合に用いる。 -
形容詞
(強意・皮肉的に)まったくの、ひどい
「並はずれた規模・程度」というコアイメージがマイナス方向に振れた用法。’a royal mess(大混乱)’のように、良いことにも悪いことにも「これ以上ないほどの」という強意として機能する。
3例文
4よくある間違い・注意点
royalは「王室所属」という公式・制度的なつながりを持つ語なのに対し、kingly / queenlyは「王(女王)にふさわしい振る舞いや性質」を表す形容詞。Royal Navy(王立海軍)はkingly Navyとは言えない。制度・機関・団体名にはroyalを使う。
日本語の「王様っぽい」という感覚で使うと、royal painのような皮肉的強意表現を見落としやすい。文脈が否定的なときは「まったくの〜」「ひどい〜」と訳すと自然になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| regal | regalは「王者の風格・気品・威厳」という内面的な資質に焦点を当てる。制度・機関名には使えず、人の態度や雰囲気を称える際に使われる主観的なニュアンスが強い。 |
| imperial | imperialは「皇帝・帝国に関わる」という意味で、royalより広大な支配領域や皇帝制度を連想させる。Royal ≒ 王国レベル、Imperial ≒ 帝国レベルのイメージ。 |
| majestic | majesticは「威厳があり、見る者を圧倒するほど壮大だ」という視覚的・感情的な印象に使う。人だけでなく景色・建築物にも広く使われる点でroyalより守備範囲が広い。 |
対義語: common、plebeian
6派生語・関連語
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royally
副詞
王様のように、豪勢に;(口語)まったく、ひどく(royally messed up など) -
royalty
名詞
①王族、王室;②(著作権・特許などの)使用料、ロイヤルティ -
royalist
名詞・形容詞
王党派(の)、王政支持者(の)
7コロケーション
- royal family(王室、王族)
- royal treatment(王様扱い、最高のもてなし)
- Royal Navy / Royal Air Force(英国王立海軍/空軍)
8確認テスト
“I tried to fix the computer myself and made a royal mess of it.”
① 王室らしい混乱
② 堂々たる失敗
③ まったくひどい状態
④ 王家に伝わるやり方
③「まったくひどい状態」。ここでのroyalは制度としての王室とは無関係で、「これ以上ないほどの(=王様級の)」という強意が否定的な文脈に使われた用法。’made a mess of it’はすでに「台無しにした」という意味なので、royalはその程度を強調し「まったく、ひどく」と訳すのが最も自然。
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