examination
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
examinationのコアイメージは「対象を細部まで丁寧に見て確かめること」です。語源はラテン語のexaminare(はかりで量る・吟味する)にあり、「ざっと見る」のではなく「精密に、くまなく調べる」というニュアンスが根底にあります。医師が患者を診察するとき、教師が生徒の理解度を測るとき、裁判官が証拠を精査するとき――いずれも「表面をなぞるのではなく、内側まで掘り下げて確認する」という共通のイメージがあります。だからこそ「試験」「検査」「調査」という一見バラバラに見える訳語が、すべて一つのコアイメージから自然と導き出されるのです。
2意味一覧
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名詞
試験・テスト
生徒の知識・能力を「くまなく確かめる」行為が学習文脈では「試験」となる。examという略語がよく使われる。 -
名詞
検査・診察
医師が患者の体を「細部まで丁寧に調べる」行為が医療文脈では「検査・診察」となる。 -
名詞
調査・審査・吟味
法律・ビジネス・学術などの文脈で、問題や証拠・書類を「精密に検討する」行為が「調査・審査・吟味」となる。 -
名詞
(証人・被告の)尋問
裁判文脈では「相手の発言を細かく確かめる」行為が「尋問」となる。cross-examinationで「反対尋問」という重要表現になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「試験」の意味では口語・略語のexamが圧倒的に多く使われる。受験英語でexaminationと書けても、会話でexaminationとばかり言うと不自然に聞こえることがある。
testとの混同に注意。testは「特定の能力・性質を測る比較的短い試験・検査」、examinationは「より広範囲・正式・徹底的な調べ」というニュアンスがある。医師の「精密検査」はexaminationで、簡易的な血液検査はtestが自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| test | より小規模・限定的な「試し」。小テストや簡易検査など。examinationほど「徹底的・正式」な含意はない。 |
| inspection | 主に物や施設を「外側から視覚的に点検する」ニュアンス。人体の内部調査や学力測定には使わない。 |
| investigation | 事件・問題の原因を「掘り下げて真相を明らかにする」ことに特化した調査。犯罪捜査などで多用。 |
| scrutiny | 「非常に細かく、批判的な目で見る」ことに重点がある。疑念・監視のニュアンスを伴うことが多い。 |
対義語: neglect(無視・放置)、oversight(見落とし・監督不行届き)
6派生語・関連語
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examine
動詞
調べる・検査する・試験する
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exam
名詞(略語)
試験(口語・略式。学校のテストに多用) -
examiner
名詞
試験官・検査官 -
cross-examination
名詞
(法廷での)反対尋問
7コロケーション
- undergo an examination(検査を受ける)
- pass / fail an examination(試験に合格する/落ちる)
- a thorough / careful examination(徹底的な/注意深い調査・検査)
8確認テスト
“The lawyer demanded a thorough examination of all the documents submitted to the court.”
① 試験
② 尋問
③ 精査・調査
④ 診察
③ 精査・調査。法廷に提出された「書類」を対象とし、lawyerが要求しているという文脈から、医療的な「診察」でも学力的な「試験」でも人物への「尋問」でもなく、証拠書類を「くまなく徹底的に調べる」行為=「精査・調査」が最も自然。コアイメージ「徹底的に調べ確かめる」がそのまま法的文脈に当てはまった例。
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