experienced
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
experiencedの語源はラテン語のexperientia(試みる・くぐり抜ける)。experienceという名詞が「経験・体験」であるのと同様、experiencedは「数々の経験を実際にくぐり抜けてきた結果として、その痕跡が身についている状態」を表す。単に知識として知っているのではなく、実際に現場でもまれ、試練を経て身についた熟練や洗練を指す。だからこそ「経験豊富な」「熟練した」「老練な」といった訳語に結びつく。また「経験ずみの(状態にある)」という意味で、特定の経験をしたかどうかを表す場合にも使われる。どちらの用法も「実体験の積み重ね」というコアイメージから自然に派生している。
2意味一覧
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形容詞
経験豊富な、熟練した、老練な
多くの実体験をくぐり抜けてきた結果、その能力・技量が身についている状態。「場数を踏んできた」イメージ。 -
形容詞
(特定の事柄を)経験した・体験済みの
「ある特定の経験を実際にくぐり抜けた」という意味で、experienced in / at の形でよく使われる。「◯◯に精通している」とも訳せる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「経験がある」と言いたいとき、I have experience.とI am experienced.は似ているようで異なる。I have experience.は「経験を持っている(事実として)」という中立的な表現。一方I am experienced.は「その経験が能力・熟練として染みついている」という質的な重みがあり、採用面接などではより説得力がある。
skilled / expert と混同しがち。skilledは訓練によって身についた技術面の高さ、expertは特定分野の専門的知識の深さを強調するが、experiencedは「実際の場数・経験の積み重ね」に焦点がある。経験なしにskillやexpertiseを持つ例外ケースはあるが、experiencedにはその余地がない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| skilled | 訓練・練習で磨かれた技術的な巧みさを強調。experiencedのように「場数」よりも「技術習得」に焦点。 |
| seasoned | 長い時間をかけて鍛えられた、という熟成のニュアンスが強い。特にベテランのプロや軍人に使われることが多い。 |
| veteran | 長年の経験を持つ古参・ベテランを指す。名詞・形容詞両用だが、experiencedよりさらに「年季が入っている」ことを強調。 |
| expert | 特定分野における深い専門知識・技術を持つことを強調。experiencedが「場数」なら、expertは「専門性の深さ」。 |
対義語: inexperienced、novice、green、untrained
6派生語・関連語
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experience
名詞・動詞
(名)経験、体験 / (動)経験する、体験する
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inexperienced
形容詞
経験の乏しい、未熟な -
experiential
形容詞
経験に基づく、体験的な(experiential learningで「体験学習」)
7コロケーション
- highly experienced(非常に経験豊富な)
- experienced in / at ~(〜に熟練した・精通した)
- experienced worker / teacher / pilot(熟練の作業員・教師・パイロット)
8確認テスト
“Only experienced hikers should attempt this mountain trail.”
① この山道は、登山を一度でも経験した人なら誰でも挑戦できる。
② この山道は、熟練したハイカーだけが挑戦すべきだ。
③ 経験のある登山家はこの山道を試してみるとよい。
④ このハイキングコースは、経験者には物足りないだろう。
②が正解。experiencedは「何度も場数を踏んで熟練している」状態を表す。①は「一度でも経験した人なら誰でも」というニュアンスで、experiencedの「十分な経験の積み重ね」というコアイメージとかけ離れている。shouldと組み合わさることで「それ以外の人は挑戦すべきでない(危険だ)」という強い含意も読み取れる。
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