limitation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
limitationのコアイメージは「外から引かれた境界線・枠」です。動詞limit(制限する)+接尾辞-ationで、「何かが可能な範囲を区切る行為、またはその結果生じる境界」を意味します。重要なのは、その境界が「超えようとしても超えられない」というニュアンスを含む点。「限界」と訳すときは能力や状況の天井を、「制限」と訳すときは外部から課せられた条件を指しますが、どちらも「それ以上は踏み込めない線」という本質は同じです。また「欠点・弱点」という意味でも頻出で、「その人・物にできることの境界線の内側=できないこと」として捉えると自然に理解できます。
2意味一覧
-
名詞
限界・制限(能力・状況などの上限・境界)
越えようとしても越えられない境界線そのものを指す。「ここまでしか届かない」という天井のイメージ。 -
名詞
制限・限定(外部から課せられた条件・規則)
外から引かれた枠として、ルールや規制がある範囲を区切るイメージ。「法的制限」「時間的制限」など。 -
名詞
欠点・弱点(人や物の不十分な点)
「できることの境界線の内側=できないこと」として捉えると、その人・物の不十分さ・弱点という意味に自然につながる。受験英語で見落とされがちな重要訳。
3例文
4よくある間違い・注意点
「limitation=限界・制限」という訳だけを覚えていると、「She knows her own limitations.(彼女は自分の弱点を知っている)」のような欠点・弱点の意味を見落とす。特に複数形 limitations は「弱点・不十分な点」として使われることが多く要注意。
restrictionと混同しやすいが、limitationは「能力・性質上の境界線」に焦点があり、restrictionは「ルール・権力によって外から課せられた禁止・規制」に焦点がある。例えば「速度制限」はspeed restriction / speed limitが自然で、speed limitationはやや不自然。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| restriction | 規則・権力など外部の力で課せられる「禁止・規制」に焦点。limitationが内在的・状況的な境界なのに対し、restrictionはより強制的・外的なニュアンス。 |
| constraint | 「締め付ける力」がコアで、自由を縛る制約全般を指す。物理的・心理的・状況的な圧迫感を伴うことが多い。 |
| drawback | 「欠点・弱点」の意味ではlimitationと近いが、drawbackは「メリットに対するデメリット」として比較的表面に出やすい短所を指す。 |
対義語: advantage、strength、freedom
6派生語・関連語
-
limit
動詞・名詞
〔動〕制限する・限定する 〔名〕限度・上限
-
limited
形容詞
限られた・制限された -
limiting
形容詞
制限をかける・可能性を狭める -
unlimited
形容詞
無制限の・限りない
7コロケーション
- know one’s limitations(自分の限界・弱点を知る)
- impose limitations on 〜(〜に制限を課す)
- within limitations(制約の範囲内で)
8確認テスト
“Every leader has limitations, and the best ones are those who recognize them.”
① すべてのリーダーには限界があり、優れたリーダーとはその限界を認識できる人だ。
② すべてのリーダーには制限があり、優れたリーダーとはその制限を課す人だ。
③ すべてのリーダーには弱点があり、優れたリーダーとはその弱点を克服する人だ。
④ すべてのリーダーには欠陥があり、優れたリーダーとはその欠陥を隠す人だ。
① が最も自然。limitationsはここでは「限界・弱点」の意味で使われており、「recognize them(それを認識する)」という文脈から、①の「限界を認識できる人」が最もコアイメージに合致する。③は「弱点を克服する」とあるが、原文は克服するとは述べておらず内容が不正確。②「制限を課す人」、④「欠陥を隠す人」は文脈と全く合わない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。