migrant
【名】移住者、出稼ぎ労働者
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
migrantの語源はラテン語のmigrare(移動する)で、「ある場所から別の場所へ移り動く」というコアイメージを持つ。重要なのは、単に「外国に行く」というだけでなく、仕事・生活・季節など何らかの理由で定期的または一時的に居場所を変え続けるというニュアンスがある点だ。形容詞としては「移住する・移動性の」、名詞としては「そのような人」を指す。難民(refugee)が迫害から逃げる人であるのに対し、migrantはより広く「自発的・経済的な移動」に使われることが多い。渡り鳥の「渡り」もmigrantで表現されるほど、本質は「場所を渡り歩く」イメージだ。
2意味一覧
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形容詞
移住する、移動性の
「場所を移り動く」というコアイメージがそのまま形容詞的に表れ、「移住する・移動する性質を持つ」という意味になる。 -
名詞
移住者、出稼ぎ労働者
「場所を移り動く人」がそのまま名詞化したもの。経済的理由で国内外を移動して働く人をさすことが多い。 -
名詞
(季節ごとに移動する)渡り鳥・回遊魚
「場所を移り動くもの」というコアイメージは人間に限らず動物にも適用され、渡り鳥や回遊魚も migrant と呼ばれる。
3例文
4よくある間違い・注意点
migrantとrefugee(難民)を混同しやすいが、refugeeは戦争や迫害から「逃げざるを得ない人」であるのに対し、migrantは主に経済的・個人的理由で「自発的に移動する人」というニュアンスが強い。ただし、現実では境界が曖昧なこともあり、文脈の読み取りが重要。
immigrantとの違いにも注意。immigrantは「(外国から)定住を目的として移ってきた人=移民」であり定住ニュアンスが強いが、migrantは一時的・反復的な移動を含み、国内移動にも使われる点が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| immigrant | 外国から永住・定住を目的として移ってきた人を指し、定住ニュアンスが強い。migrantのように一時的・季節的な移動は含まない。 |
| refugee | 戦争・迫害・災害などから逃げざるを得ない人。migrantが比較的自発的な移動であるのに対し、refugeeには「強制・緊急性」のニュアンスがある。 |
| expatriate (expat) | 海外に長期滞在・居住する人を指すが、比較的高所得の専門職に使われることが多く、migrantより社会的地位が高いイメージがある。 |
対義語: resident、native、settler
6派生語・関連語
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migrate
動詞
移住する、移動する
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migration
名詞
移住、移動、渡り(鳥などの)
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migratory
形容詞
移住する、渡りをする(渡り鳥など)
7コロケーション
- migrant worker(移住労働者・出稼ぎ労働者)
- economic migrant(経済的移民)
- migrant crisis(移民危機)
8確認テスト
The region relies heavily on migrant labor during the harvest season.
① 外国人の労働
② 移住してきた定住者の労働
③ 難民による強制労働
④ 季節的に移動してくる労働者の労働
④が正解。migrantのコアイメージは「場所を移り動く」であり、harvest season(収穫期)という文脈から、季節ごとに仕事を求めて移動してくる労働者を指していることがわかる。①は移動性のニュアンスが欠け、②は定住という逆のニュアンスになり不適。③はrefugeeのイメージであり誤り。
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