arrogance
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
arroganceのラテン語の語源はarrogare(自分のものにする・我が物とする)で、「本来は自分のものではない地位・権威・評価を不当に要求する」というニュアンスが根底にあります。つまり単なる「自信過剰」ではなく、他者よりも自分が上位にあると思い込み、それを態度や言動に滲み出させる傲慢さのことです。周囲への敬意を欠き、まるで自分だけが特別な存在であるかのように振る舞う姿勢全体を指します。自信(confidence)が「根拠ある自己評価」であるのに対し、arroganceは「根拠のない優越感の誇示」という点で本質的に異なります。
2意味一覧
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名詞
傲慢、尊大、横柄さ
自分が他者より上にいると思い込み、その優越感を態度として外に向けて押しつける性質。「我が物顔」で振る舞うコアイメージから来ています。 -
名詞
高慢、思い上がり(自分の能力・地位を過大評価する態度)
実際には持っていない権威や価値を「不当に自分のものにしようとする」コアから、能力や知識を過信して他者を見下す態度としても使われます。
3例文
4よくある間違い・注意点
arroganceはpride(誇り・プライド)と混同されやすいですが、prideは必ずしも否定的ではありません。arroganceは常に否定的なニュアンスを持ち、他者への軽視・見下しが含まれる点が決定的な違いです。
日本語の「自信家」はarroganceではなくconfidenceに近いことが多い。arroganceには「他者を不当に低く見る」要素が必ず伴うため、単なる自信の強さと区別して捉えることが重要です。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| haughtiness | 高貴な出自や地位から来る見下し感を強調する語。arroganceより上品な文脈で使われることが多く、貴族的・鼻持ちならない冷たさのニュアンスがある。 |
| conceit | 自分の才能・外見などへの自惚れに特化した語。arroganceが態度として外に向かうのに対し、conceitは内面の過大評価に焦点がある。 |
| hubris | ギリシャ語由来で、神や運命に挑むような過剰な傲慢さ・思い上がりを指す。arroganceより文学的・哲学的な文脈で使われ、破滅を招くほどの慢心というニュアンスが強い。 |
対義語: humility、modesty
6派生語・関連語
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arrogant
形容詞
傲慢な、横柄な、思い上がった
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arrogantly
副詞
傲慢に、横柄に -
arrogate
動詞
(権利・地位などを)不当に我が物とする、横領する
7コロケーション
- sheer arrogance(純粋な傲慢さ・まったくもって横柄な態度)
- intellectual arrogance(知的傲慢・学識を鼻にかけた態度)
- display / show arrogance(傲慢さを示す・横柄に振る舞う)
8確認テスト
“His intellectual arrogance made him dismiss any idea that didn’t come from himself.”
① 彼の知的な自信は、自分以外のどんなアイデアにも慎重にさせた。
② 彼の知的傲慢さは、自分以外から出たアイデアをすべて一蹴させた。
③ 彼の高い知性は、自分以外の意見を素直に受け入れさせた。
④ 彼の知識不足が、他人のアイデアを無視させた。
② が正解。arroganceのコアイメージは「自分が上にいるという思い込みを他者に押しつけること」。intellectual arroganceは「自分の知性・判断が最も優れていると思い込む傲慢さ」であり、他者のアイデアを頭から否定するという文脈に自然につながります。①は自信(confidence)のニュアンスで誤り、③は意味が逆、④はarroganceを謙虚さや無知と混同した誤りです。
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