eventually
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
eventuallyの語根はevent(出来事・結果)。「様々な出来事や紆余曲折を経た末に、ある結果が訪れる」というイメージがコアにある。ポイントは「時間がかかること」と「必然的にそこへ行き着くこと」の両方が含まれている点だ。単なる「最終的に」ではなく、「いろいろあったけれど、結局のところ」というニュアンスを持つ。障害や遅延があっても、時間をかければいつかはその結果に到達するという「避けられない帰結」の感覚が漂う。だからこそ、良い結果にも悪い結果にも使われる。
2意味一覧
-
副詞
結局、ついに(時間がかかった末に)
紆余曲折を経た「出来事の連鎖」の先に結果が来るイメージから、「時間はかかったが最終的に」という意味になる。 -
副詞
いつかは(将来、時間をかければ)
「いつかは必ずその結果に行き着く」という必然性のニュアンスで、未来について述べる場合に「いつかは〜になる」と訳すと自然になる。「You’ll understand eventually.(いつかはわかるよ)」のような用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
finallyと混同しやすいが、finallyは「待ちに待ったこと、順番の最後」に使い、感情的な期待感・安堵感を伴う(I finally got the ticket!)。一方eventuallyは「時間がかかったが必然的にその結果へ」というニュアンスで、感情色は薄い。また、eventuallyは「まだ起きていない未来の帰結」にも使えるが、finallyは基本的に既に起きたことに使う。
「結局」と訳すと「否定的な結果」のイメージを持ちがちだが、eventuallyは良い結果にも悪い結果にも中立的に使える。文脈によって「ついに」「やがて」「いつかは」と柔軟に訳し分けることが大切。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| finally | 待ち望んでいたことや一連の順序の最後に来るものに使い、安堵・期待の感情が伴う。過去の出来事にしか使えない場合が多い。eventuallyより「やっと」という感情的なニュアンスが強い。 |
| ultimately | 「最終的に突き詰めると」という論理的・哲学的な帰結を表す。eventuallyが「時間軸上の経過」を強調するのに対し、ultimatelyは「根本的・本質的な結論」を強調する。 |
| in the end | 「最終的には」という意味でeventuallyと近いが、よりカジュアルで口語的。また、期待に反した結果(「結局〜だった」)のニュアンスで使われることが多い。 |
| sooner or later | 「遅かれ早かれ」と訳し、「いつかは必ず起きる」という不可避性を強調する。eventuallyも必然性を含むが、sooner or laterの方がその不可避感がより強い。 |
対義語: immediately、instantly、never
6派生語・関連語
-
eventual
形容詞
最終的な、結果として生じる(例:the eventual winner「最終的な勝者」) -
eventuality
名詞
(起こりうる)結果、万が一の事態(例:prepare for any eventuality「いかなる事態にも備える」) -
event
名詞
出来事、イベント(語根。「外へ出てくるもの」が原義)
7コロケーション
- eventually lead to 〜(最終的に〜につながる)
- eventually succeed(ついに成功する)
- eventually realize(やがて気づく)
8確認テスト
“The negotiations were tough, but the two countries eventually reached an agreement.”
① すぐに合意に達した
② 偶然にも合意に達した
③ 紆余曲折の末、ついに合意に達した
④ 合意に達することなく終わった
③。eventuallyのコアイメージは「様々な出来事や困難を経た末にある結果へ行き着く」こと。「交渉が厳しかった(tough)」という文脈が「紆余曲折」にあたり、その末に合意という結果が訪れたことを表している。①は immediately など別の語、②はaccidentallyなど別の語、④は意味が逆になる。
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