plantation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
plantationのコアイメージは「植える(plant)+行為・場所を表す接尾辞(-ation)」、すなわち「大規模に植栽・栽培が行われる土地」である。単なる小さな畑や家庭菜園ではなく、商業目的で組織的・大規模に特定の作物や樹木を育てる広大な土地を指す。歴史的には17〜19世紀の植民地時代、アメリカ南部やカリブ海諸国でアフリカ系奴隷を労働力として使い、綿花・砂糖・タバコなどを栽培した農園を指す語として定着した。この歴史的背景から、plantationには単なる「農園」以上の重い意味合いが含まれることも多い。また、樹木を大規模に植える「植林地・造林地」という意味でも使われる点も重要。
2意味一覧
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名詞
(熱帯・亜熱帯地域の)大規模農園、プランテーション
コーヒー・砂糖・綿花など特定の換金作物を商業目的で大規模に栽培する土地というコアイメージが直接この訳につながる。 -
名詞
植林地、造林地
「大規模に植えて育てる場所」というコアイメージは作物だけでなく樹木にも当てはまり、林業目的で木を大量に植えた土地も指す。 -
名詞
(歴史)奴隷労働による農園(アメリカ南部・植民地時代)
植民地時代に奴隷を使役して大規模作物を栽培した農園という歴史的文脈に由来し、この意味合いが今日でも語に色濃く残っている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「farm(農場)」や「field(畑)」と混同しがちだが、plantationは規模・商業性・歴史的背景が際立って大きい。小さな家庭菜園や一般的な農場にはplantationを使わない。
日本語の「農園」と訳すと歴史的・植民地的なニュアンス(奴隷労働との関連)が消えてしまうことがある。英語のネイティブスピーカーにとってplantationという語は歴史的な重さを持つ場合も多い点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| farm | farmは規模を問わず農業を行う土地全般を指す中立的な語。plantationのように特定の商業作物を大規模栽培する・奴隷労働といった含意はない。 |
| estate | estateは広大な土地・地所という意味で、農業に限らず邸宅や所有地全体を指す。plantationより所有権・格式のニュアンスが強い。 |
| orchard | orchardは果樹園を指し、リンゴ・梨など果物の木を栽培する土地に限定される。plantationより規模・種類ともに狭い。 |
対義語: wilderness、wasteland
6派生語・関連語
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plant
動詞/名詞
植える;植物
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planter
名詞
農園主;植木鉢;種まき機 -
replant
動詞
植え替える;再植栽する
7コロケーション
- sugar/coffee/tea plantation(砂糖・コーヒー・茶のプランテーション)
- work on a plantation(農園で働く)
- establish a plantation(農園/植林地を設立する)
8確認テスト
“After the civil war, many former plantation owners struggled to maintain their land without enslaved labor.”
① 小さな家庭菜園
② 奴隷労働に依存していた大農園
③ 国立の植林地
④ 温室栽培施設
②。「civil war(南北戦争)」「enslaved labor(奴隷労働)」という文脈から、アメリカ南部の奴隷制と結びついた歴史的な大農園(プランテーション)を指していることが明らか。plantationのコアイメージである「大規模かつ商業的な農業地」に加え、歴史的・社会的な重い意味合いが表れている用法。
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