translation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
translationの語源はラテン語の「trans(向こう側へ)+ latus(運ぶ)」。つまり「何かを別の場所・形へと運び移すこと」がコアイメージ。最もよく知られる「翻訳」は、ある言語の意味を別の言語へと「移し替える」行為。しかしこのコアは言語に限らず、「ある概念・記号・動作を別の形に変換すること」全般に広がる。例えば、設計図上のアイデアを実際の建物へ「変換する」場面や、遺伝情報がタンパク質に「翻訳される」生物学的プロセスにも使われる。「解釈」という訳も、抽象的な意味を自分なりの言葉・行動に「移し替える」というコアから自然に派生している。
2意味一覧
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名詞
翻訳(ある言語を別の言語へ移し替えること)
言語Aの意味体系を言語Bへ「運び移す」行為そのもの。最も代表的なコアイメージの表れ。 -
名詞
解釈・変換(情報・概念を別の形に置き換えること)
抽象的なアイデアや記号を、別の形式や行動へと「移し替える」プロセス全般を指す。 -
名詞
翻訳作品・訳文(翻訳された結果物)
「移し替えるプロセス」だけでなく、移し替えた後の「成果物」そのものも指す。例:This is a translation of the original novel.
3例文
4よくある間違い・注意点
「翻訳」という意味しか知らないと、’translation into practice(実践への変換)’や’translation of a gene(遺伝子の翻訳)’のような、言語以外への「移し替え」を表す用法で意味が取れなくなる。コアイメージ「別の形へ移し替える」を意識することで対応できる。
interpretationと混同しやすいが、interpretationは「人の解釈・読み取り方」に焦点を当てるのに対し、translationは「ある形から別の形へ変換すること」そのものがポイント。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| interpretation | 意味の「読み取り方・理解の仕方」に重点を置き、主観的な解釈のニュアンスが強い。translationのように「形を変えて移す」というよりも「どう読むか」が焦点。 |
| rendition | 芸術・音楽での「演奏・表現」や文学の「翻訳・再現」に多く使われる。translationより文芸・芸術的な文脈に限定されがち。 |
| conversion | 単位・形式・宗教など、あるシステムから別のシステムへの「切り替え」に重点。translationより機械的・形式的な変換のニュアンスが強い。 |
対義語: original(原文)、source(原語・原典)
6派生語・関連語
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translate
動詞
翻訳する、変換する、移し替える
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translator
名詞
翻訳者、翻訳機 -
translatable
形容詞
翻訳できる、変換可能な -
translational
形容詞
翻訳の、変換に関する(生物学では「翻訳(転写)の」)
7コロケーション
- do / work on a translation(翻訳に取り組む)
- translation into ~(~への翻訳・変換)
- literal / faithful translation(直訳・忠実な翻訳)
8確認テスト
「The manager emphasized the importance of the translation of company vision into daily actions.」
① 翻訳
② 通訳
③ 変換・実践
④ 説明
③ 変換・実践。この文では「会社のビジョン(抽象的概念)を日々の行動(具体的行動)へと移し替えること」を意味しており、言語の翻訳ではなく「別の形へ移す」というコアイメージが使われている。①「翻訳」は言語的な変換に限定されるため不自然、②「通訳」はspeechなど音声に関するもの、④「説明」はexplanationのニュアンスで文脈に合わない。
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