can の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

can

/(弱形) k(ə)n; (強形) k`æn/
【助】…できる、…してもよい、…することがある、…してはいけない、…はずがない

重要度
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ⓘ 重要度とは
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中学レベル

1コアイメージ

can の核心
「その状況に可能性が開かれている」

canのコアイメージは「可能性・能力という扉が開いている状態」です。「できる(能力)」「してもよい(許可)」「することがある(可能性)」「…はずがない(否定での可能性ゼロ)」—これらはすべて、ある行為への「道が開かれているかどうか」という一つのイメージから生まれています。能力があれば道が開き、許可があれば道が開き、状況的に起こりうるなら道が開いている。逆にcannot(can’t)は「道が完全に閉ざされた状態」を意味し、不可能・禁止・ありえなさをすべて表現できます。このコアを押さえると、文脈に応じた自然な日本語訳が自分で引き出せるようになります。

2意味一覧

  • 助動詞
    …できる(能力・可能)
    「その人に能力・スキルという扉が開いている」状態。身体的・知識的に道が開いていることを表す。
  • 助動詞
    …してもよい(許可)
    「社会的・状況的に許可という扉が開いている」状態。may より口語的で、日常会話ではcanが許可の意味で広く使われる。
  • 助動詞
    …することがある(理論的可能性)
    「そのような事態が起こりうる扉が開いている」こと。習慣的・一般的な可能性を表し、「ときに〜することもある」というニュアンス。
  • 助動詞(否定形:cannot / can’t)
    …はずがない(強い否定的推量)
    可能性の扉が完全に閉ざされた状態。「そんなことが起こる余地はゼロだ」という話者の強い確信を表す。
  • 助動詞(否定形:cannot / can’t)
    …してはいけない(禁止)
    許可の扉が閉ざされた状態。規則や命令によって行為への道が閉じられていることを表す。
  • 名詞(派生用法として)
    缶、容器(名詞としてのcan)
    助動詞とは別の単語だが同形。a can of beerのように「密閉して中に収める容器」を指す。入試でも文脈判断が求められることがある。

3例文

I can read a little Spanish.
私は少しスペイン語が読める。
能力の扉が開いている:スキルとして道が開かれている状態。
Anybody can make mistakes.
誰でも間違いを犯すことがある。
理論的可能性の扉:特定の人ではなく、誰にでも起こりうる一般的可能性を表す。
That can’t be true.
それは本当のはずがない。
可能性の扉が完全に閉じた状態:話者がその可能性をゼロと判断している強い確信。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

can と may の混同:許可を表す場合、文法的にはmayが「正式」とされますが、現代英語の口語ではcanが圧倒的に自然です。試験で「許可のcan」を誤りだと思い込まないこと。ただし、フォーマルな文章やビジネス場面ではmayを使う方が適切なこともあります。

cannot の推量用法を見落とす:can’tは「できない」「してはいけない」だけでなく、「〜はずがない(強い否定的確信)」という推量の意味も重要。must be(〜に違いない)の反対として can’t be(〜はずがない)を対で覚えると入試に強い。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
may 可能性・許可を「外部からの条件・状況が許している」というやや客観的・フォーマルなニュアンスで表す。canより丁寧または不確実性が高い印象。
be able to 能力・可能をより明示的に「ある特定の状況でできる」と述べる表現。canより具体的・個別的な文脈で使われ、過去形(was able to)や未来形でも自然に使える。
could canの過去形または控えめ・丁寧な表現として機能する。現在の可能性を控えめに言う際(Could you help me?)や、過去の能力・仮定的状況にも使われる。

対義語: cannot(can’t)、be unable to

6派生語・関連語

  • cannot / can’t
    助動詞(否定形)
    できない・してはいけない・はずがない

  • could
    助動詞
    canの過去形・丁寧形:できた・できるかもしれない

  • can(名詞)
    名詞
    缶・容器(a can of soup など)

7コロケーション

  • can’t help doing(〜せずにはいられない)
  • as … as one can(できる限り〜)
  • can’t be too … (〜しすぎることはない)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選べ。

“She can be very strict when it comes to grammar.”

① 彼女は文法のことになると非常に厳しくなることがある。
② 彼女は文法のことになると非常に厳しくなれる。
③ 彼女は文法のことになると非常に厳しくなってもよい。
④ 彼女は文法のことになると非常に厳しくなるはずがない。

▶ クリックして解答を表示
① が正解。このcanは「能力」でも「許可」でもなく、「理論的・習慣的可能性(〜することがある)」を表している。「可能性の扉が開いている=そういうことが起こりうる」というコアイメージから、「ときに〜することがある」という自然な日本語訳が導ける。② の「〜なれる」は能力の訳で不自然、③ の「許可」は文脈に合わず、④ はcanではなくcan’tの意味。


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