camp
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
campのコアイメージは「恒久的な建物ではなく、テントや簡易施設による一時的な集まりの場所」です。もともとラテン語のcampus(平地・広場)に由来し、「野外に設けた仮の拠点」という感覚が根底にあります。野外活動のキャンプ地、軍の野営地、難民や捕虜を一時的に収容する施設(収容所)、さらには特定の思想・主義を共有する人々が一時的に集う「陣営・派閥」まで、すべて「ある目的のために人が一定期間集まる仮の場」というイメージで一貫しています。「本拠地でも自宅でもない、目的のための一時的な集合地点」と覚えると応用が利きます。
2意味一覧
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名詞
キャンプ(地)、野営地
野外に張ったテントや仮設の施設で過ごす「一時的な拠点」そのものを指す、最も基本的な用法。 -
名詞
収容所、拘留施設
難民・捕虜・移民などを一定期間「仮に集めて留め置く場所」というコアイメージから、concentration camp(強制収容所)や refugee camp(難民キャンプ)などの形で使われる。 -
名詞
陣営、派閥、側
同じ主義・目標を持つ人々が「一時的に旗の下に集まる場」というイメージが転じて、政治・議論・競争などにおける「立場・グループ」を指す。 -
動詞
キャンプをする、野営する
「仮の拠点を設けて過ごす」という行為そのものを動詞化したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「収容所」という訳語だけ覚えていると、concentration camp(強制収容所)やrefugee camp(難民キャンプ)は理解できても、「陣営・派閥」の意味(例:the opposing camp「反対陣営」)を見落としやすい。文脈に応じて「仮の集合地点」というコアから訳語を導くことが大切。
動詞として使う場合、go campingと表現することも多い。「I camped in the mountains.」と「I went camping in the mountains.」はほぼ同義だが、後者のほうが日常会話では自然なことが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| base | 拠点・基地という意味では重なるが、baseは「恒久的・中心的な出発点」のニュアンスが強く、campの「仮設・一時的」という感覚は薄い。 |
| faction | 「陣営・派閥」の意味で近いが、factionは「内部対立を抱えた分派」というネガティブなニュアンスが強い。campは中立的に「立場を共有するグループ」を指す。 |
| site | campsite(キャンプ場)のように場所を指す点では重なるが、siteは「ある目的のための土地・場所」という意味で、人が集まるという含意はない。 |
対義語: home、headquarters(本部・本拠地)
6派生語・関連語
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camping
名詞・動名詞
キャンプすること、野外泊 -
campsite
名詞
キャンプ場、野営地 -
camper
名詞
キャンプをする人、キャンピングカー -
encamp
動詞
(軍などが)野営する、陣を張る
7コロケーション
- refugee camp(難民キャンプ)
- set up camp(キャンプを設営する、陣を張る)
- concentration camp(強制収容所)
8確認テスト
“The senator switched to the opposing camp after the scandal.”
① キャンプ地
② 収容所
③ 陣営・派閥
④ 野営する
③ 陣営・派閥。「スキャンダルの後、その上院議員は反対陣営に鞍替えした」という文脈。政治的な「立場を共有する人々の集まり」を指しており、campの「同じ旗の下に一時的に集まるグループ」というコアイメージが比喩的に使われている例。①②は場所としての用法、④は動詞の用法であり文法的にも不自然。
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