capitalism
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1コアイメージ
capitalismの「capital」は「頭・首位」を意味するラテン語caputに由来し、「元手・資本」という概念に発展した。capitalismとは「資本(capital)が経済の主役を担う-ism(主義・体制)」というコアイメージを持つ。つまり、土地・工場・資金などの「資本」を私的に所有した個人や企業が、利益を求めて自由に経済活動を行い、市場の競争原理によって富が配分される体制のこと。この体制では「資本を持つ者が力を持つ」という原理が根底にある。したがって、「資本主義」という訳は単なる固有名詞ではなく、このダイナミックなコアイメージから導き出された最適な日本語訳に過ぎない。
2意味一覧
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名
資本主義(生産手段の私的所有と市場競争を基本とする経済体制)
「資本(capital)を中心に据えた主義・体制(-ism)」というコアそのままの訳。生産手段を私有し、利益追求を原動力とする体制全般を指す。 -
名
(転じて)資本家的な思考・行動様式、拝金主義的な傾向
「資本(カネ・利益)を最優先する姿勢」というコアが、体制を超えて個人の価値観や行動様式を批判的に表す際にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
capitalismは「体制・イズム」を表す学術・社会科学用語であり、単なる「お金持ち」や「市場経済」とは異なる。market economy(市場経済)は中立的な仕組みを指すが、capitalismは「資本の私有+利益追求」というイデオロギー的含意を持ち、しばしば政治的・批判的文脈で使われることを意識すること。
「communist vs. capitalist」のように対比で登場することが多く、文脈がイデオロギー論争であることを素早く読み取れるようにしておきたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| free-market economy | 「自由市場経済」と訳され、政府の介入を最小限にした市場の自由を強調する中立的な表現。capitalismのもつイデオロギー色・批判的含意が薄い。 |
| free enterprise | 「自由企業体制」と訳され、個人や企業が自由に起業・競争できることを強調するポジティブなニュアンスが強い。capitalismより政治的響きが少ない。 |
| laissez-faire | 「自由放任主義」と訳され、政府が経済に一切介入しない極端な自由市場思想を指す。capitalismより限定的・原理主義的なニュアンス。 |
対義語: communism(共産主義)、socialism(社会主義)、collectivism(集産主義)
6派生語・関連語
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capital
名・形
資本;首都;大文字;(形)最重要の、死刑に値する
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capitalist
名・形
資本家;資本主義者;(形)資本主義の -
capitalize
動
資本化する;(capitalize on で)〜を利用する・活用する -
capitalization
名
資本化;時価総額;大文字表記
7コロケーション
- global capitalism(グローバル資本主義)
- capitalism vs. socialism(資本主義対社会主義)
- late-stage capitalism(後期資本主義)
8確認テスト
“Many young people today question whether capitalism is truly capable of addressing the growing wealth gap.”
①拝金主義 ②市場取引 ③資本主義 ④企業経営
③資本主義。「wealth gap(富の格差)」を capitalism が生み出せるかどうかを問う文脈で、これは「資本の私有と市場競争を基本とする経済体制」そのものへの批判的な問いかけ。①の「拝金主義」は個人の価値観を批判する日常語であり、社会体制を論じるこの文には不自然。②・④は capitalism の指す範囲(体制・イデオロギー)を正確に捉えられていない。
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