interrupt
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
interruptは「間に(inter-)割り込んで破る(-rupt)」というラテン語由来の単語です。-ruptはrupture(破裂)と同じ語根で「破る・断ち切る」を意味します。つまり、何かが連続して進んでいる「流れ」の途中に別の何かが割り込み、その流れを断ち切るイメージです。人の話を遮る場面では「邪魔をする」、作業や工事が止まる場面では「中断する」、電気や通信が途切れる場面では「遮断する」と訳し分けられますが、どの場合も「連続する何かを途中で断ち切る」というコアイメージは同じです。
2意味一覧
-
動詞(他動詞)
(話・行動を)遮る、邪魔をする
誰かが話したり行動したりしている「流れ」の途中に割り込み、断ち切るイメージ。会話や作業の流れを妨げる場面で使われる。 -
動詞(他動詞)
(継続中の物事を)中断させる
進行中のプロセスや状態に割り込んで流れを断ち切る。人だけでなく、工事・停電・天候なども主語になりうる。 -
動詞(他動詞)
(信号・電流・通信などを)遮断する
物理的・技術的な「流れ」(電気・信号・回路)を断ち切るイメージ。ITや工学の文脈で頻出。 -
動詞(自動詞)
話の邪魔をする、口を挟む
目的語なしで「(他者の話に)割り込む行為をする」というニュアンス。Sorry to interrupt. のような丁寧表現でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「邪魔をする」という訳に引っ張られ、人の行動を妨げる場面にしか使えないと思いがち。実際は電気・信号・工事など無生物の「流れ」が中断される文脈でも頻繁に使われる(例:interrupt a circuit/a power supply)。
disturbとの混同に注意。disturbは「静けさや安定を乱す・不安にさせる」ニュアンスで、流れを断ち切るよりも「状態をかき乱す」感覚。interruptは一時的に流れを止める点が焦点。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| disturb | 「状態・雰囲気・心理的な落ち着き」をかき乱すニュアンスが強い。interruptが流れの断ち切りなら、disturbは安定した状態を揺さぶるイメージ。 |
| disrupt | 「システムや秩序全体を混乱させ崩壊に近い状態にする」強い意味合い。interruptが一時的な中断なのに対し、disruptはより根本的な機能不全を示すことが多い。 |
| cut off | 「完全に断ち切る・切断する」という物理的・比喩的なイメージ。interruptより終わりが明確で、再開を前提としない場合も多い。 |
対義語: continue、resume
6派生語・関連語
-
interruption
名詞
中断、遮り、割り込み -
uninterrupted
形容詞
中断されない、途切れのない -
interruptible
形容詞
中断可能な(主にIT・工学用語)
7コロケーション
- interrupt a conversation(会話を遮る)
- interrupt a broadcast(放送を中断する)
- without interruption(中断なしに、途切れなく)
8確認テスト
“Heavy snowfall interrupted train services across the region for several hours.”
① 列車が雪に邪魔をされた
② 大雪により列車の運行が数時間にわたって妨げられた
③ 大雪で列車が数時間止まった(運行が中断された)
④ 列車が大雪を避けて迂回した
③が最も自然。ここでは列車の運行という「継続中の流れ」が大雪によって断ち切られるイメージ。②も意味として間違いではないが、interruptのコアイメージである「流れを途中で断ち切る」を最も端的に表しているのは③の「中断された」という訳である。interruptは人の行動だけでなく、こうした無生物のシステムの流れが断ち切られる場面でも自然に使われることを確認しよう。
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