cycle
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
cycleのコアイメージは「出発点に戻ってくる円環状の繰り返し」。語源はギリシャ語の「kyklos(輪・円)」で、自転車(bicycle)の「cycle」も同じ語源。重要なのは単なる「繰り返し」ではなく、「終点が始点に戻り、また同じ過程をたどる」という閉じた円環の感覚。だから地球の公転も、季節の移り変わりも、生物の一生も、すべて「cycle」で表せる。動詞として「自転車に乗る」という意味があるのも、車輪がくるくると回転する=円環の動きから来ている。文脈によって「循環」「周期」「サイクル」「自転車で行く」などと訳し分けるが、根底には必ず「円を描くように戻ってくる」イメージがある。
2意味一覧
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名詞
循環、サイクル、一巡(の過程)
始点に戻ってくる円環の一回りが「一巡・一周期」。水の循環や生命の循環など、自然界のプロセスによく使われる。 -
名詞
周期、(繰り返す)期間
円環がひとまわりするのにかかる時間が「周期」。「business cycle(景気循環)」のように社会現象の波にも使われる。 -
名詞
自転車・オートバイ(bicycleの略)
車輪(輪=circle)が回転する乗り物。日常会話でbicycleを省略してcycleと言うことがある。 -
動詞
循環する;自転車で行く
円環を描くように動く・移動するというコアイメージがそのまま動詞化。「Water cycles through the atmosphere.(水は大気中を循環する)」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「cycle」を「繰り返し」と丸暗記すると、「repetition(単純な反復)」と混同しやすい。cycleは必ず『終わりが始まりに戻る円環構造』を持つ点が肝心。ランダムな繰り返しや一方向の反復にはcycleは使えない。
動詞の「cycle」は日本人に見落とされがち。「cycle to school(自転車で通学する)」「nutrients cycle through the ecosystem(栄養素が生態系を循環する)」のように頻出するので要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| rotation | 軸を中心とした「回転」に焦点。地球の自転(rotation)のように物体が自ら回るイメージ。cycleほど「過程の一巡」という意味合いは強くない。 |
| circuit | ルートやコースを一周するイメージ。電気回路や巡回コースなど「経路」の側面が強く、cycleの「時間的な繰り返し」より「空間的な一周」に近い。 |
| period | ある現象が繰り返される「期間・周期」を数値で示すニュアンスが強い。cycleが「過程そのもの」を指すのに対し、periodは「時間の長さ」に焦点が当たる。 |
対義語: 一方向の流れ(one-way process)、直線的な進行(linear progression)
6派生語・関連語
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bicycle
名詞
自転車(bi-=2つの+cycle=輪) -
cyclical / cyclic
形容詞
循環的な、周期的な -
recycling
名詞
再利用、リサイクル(re-=再び+cycling=循環させること) -
cyclone
名詞
サイクロン、熱帯低気圧(円を描くように回転する嵐)
7コロケーション
- the cycle of life(生命の循環/生死の輪廻)
- break the cycle(悪循環を断ち切る)
- business cycle(景気循環)
8確認テスト
Unless we take action, future generations will be trapped in the same cycle of debt and despair.
① 同じ順序
② 同じ連鎖
③ 同じ期間
④ 同じ経路
② 同じ連鎖
【解説】「debt and despair(借金と絶望)」が繰り返し元に戻り続けるという閉じた円環のイメージ。この文脈では「悪循環=連鎖」が最も自然。①「順序」は一方向的なニュアンスで不適、③「期間」は時間の長さに焦点が当たり文意に合わない、④「経路」は空間的な移動を指すcircuitに近く不適。cycleの「終点が始点に戻り続ける」コアイメージを理解していれば「連鎖」という訳が自然に導ける。
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