white-collar
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
「white-collar(白い襟)」は、20世紀初頭のアメリカで生まれた表現です。当時、オフィスで働く事務職・管理職の人々は、白いドレスシャツに白いカラー(襟)を付けて仕事をしていました。肉体労働をしないため、服が汚れない=白い襟のまま=デスクワーク・頭脳労働、というイメージが定着しました。単に「知的な仕事」というだけでなく、「スーツを着て、手を汚さずに働く」という社会的・階層的なニュアンスも含んでいます。対義語のblue-collar(青い作業服の肉体労働者)と対比して覚えると、このコアイメージが鮮明になります。
2意味一覧
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形容詞
頭脳労働の、事務職・管理職の
白い襟のシャツを着てオフィスで働くイメージから、体を使わず頭や言葉・数字を使う仕事全般を指す。 -
形容詞
(犯罪が)企業・金融絡みの、ホワイトカラー犯罪の
「white-collar crime(詐欺・横領・インサイダー取引など)」のように、オフィス・ビジネス環境で起こる犯罪を修飾する用法。肉体的暴力でなく、知識や地位を悪用する犯罪というニュアンス。 -
名詞(white-collar worker の短縮)
ホワイトカラー、事務系・管理系の労働者
形容詞としての用法が転じて、その職種に就く人物を指す名詞的用法としても頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「white-collar」はあくまで職種・労働スタイルの分類であり、収入の高さを直接意味するわけではない。高収入=white-collarとは限らず、blue-collarでも高収入の職種は多い。また「ホワイト企業(労働環境が良い会社)」という日本語の意味はなく、完全な和製英語なので混同しないこと。
「white-collar crime」のフレーズは入試でも頻出。「白い犯罪」と直訳してしまう誤りに注意。「企業犯罪・経済犯罪・知能犯」と理解すること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| professional | 専門的な資格・技術を持つ職業人を指し、white-collarより「高度な専門性」のニュアンスが強い。医師・弁護士なども含む。 |
| clerical | 事務・書記作業に特化した意味で、white-collarより職域が狭い。管理職や経営職は含まれにくい。 |
| salaried | 「給与所得者の」という報酬形態に着目した語。時給制が多いblue-collarと対比されるが、職務内容よりも賃金形態に焦点がある。 |
対義語: blue-collar、manual(肉体労働の)
6派生語・関連語
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white-collar crime
名詞句
ホワイトカラー犯罪(詐欺・横領・インサイダー取引など知能的・経済的犯罪) -
white-collar worker
名詞句
ホワイトカラー労働者、事務職・管理職・専門職従事者
7コロケーション
- white-collar crime(ホワイトカラー犯罪・企業犯罪)
- white-collar worker / job(事務系・管理系の労働者・仕事)
- white-collar sector(ホワイトカラー部門・第三次産業)
8確認テスト
「The investigation uncovered a massive white-collar crime involving executives who had manipulated financial records.」
① 暴力的な組織犯罪
② 詐欺や横領などの知能的・経済的犯罪
③ 白人が関与した人種差別的犯罪
④ 製造現場での不正行為
②が正解。white-collar(白い襟=オフィス・頭脳労働の場)で起こる犯罪なので、暴力や肉体的手段ではなく、地位・知識・数字の操作を使った詐欺・横領・不正会計などを指す。executives(経営幹部)がfinancial records(財務記録)を操作したという文脈も、典型的なwhite-collar crimeの描写。①はgang crime、③は racial crime、④はblue-collar的な文脈で誤り。
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