early
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
earlyのコアイメージは「ある基準点よりも手前の時間・時期にある」こと。「早く起きる」も「初期の段階」も「予定より早い到着」も、すべて「何らかの基準(普通の時刻・現在・予定)より時間軸の手前側にある」という一つのイメージから生まれている。日本語の「早い」は速度(fast)と混同されやすいが、earlyはあくまで時間軸上の位置関係を表す言葉。「まだ時間軸の早い段階にある」「ある時点よりも前に来る」というイメージを持つと、副詞・形容詞どちらの用法でも自然に意味が導き出せる。
2意味一覧
-
副詞
(基準より)早く、早い時刻に
「普通・予定・期待される時刻」という基準より手前に行動・出来事が位置するイメージ。「早く起きる」はいつもの起床時刻より手前にある。 -
形容詞
早い、初期の
名詞を修飾するときも同じ発想で「時間軸の手前側にある」を表す。early stageなら「まだ初めの段階にある」、early riserなら「早い時刻に起きる人」。 -
形容詞・副詞(見落とされがち)
(予定・期待より)前倒しで、時期尚早に
「予定された時点」を基準に「それより手前」という意味。The train arrived five minutes early.(電車が5分早く着いた)のように、スケジュールより手前の場面で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
earlyとfastの混同に注意。earlyは「時間軸の位置(いつ)」、fastは「速度(どれだけ速く)」。’She is an early runner’は「早い時間に走る人」、’She is a fast runner’は「走るのが速い人」と意味が全く変わる。
early(副詞)とsoon(副詞)の違いも頻出。earlyは「基準時刻より手前の時点に」という絶対的な位置関係を示すのに対し、soonは「今から見てすぐに・まもなく」という現在を起点とした相対的な近さを表す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| soon | 「今この瞬間から近い未来」という発想。earlyが時間軸の絶対的な位置(基準より手前)なのに対し、soonは現在を起点に「まもなく」という近さを表す |
| initial | 「最初の、始まりの」という意味で、earlyのように「まだ途中」のニュアンスはなく、「最初の一歩・出発点」という意味に限定される形容詞 |
| premature | 「時期尚早な、未熟な」という否定的なニュアンスが強い。earlyは中立的に「手前にある」だが、prematureは「まだ来るべきタイミングではない」という批判的含意を持つ |
対義語: late、delayed
6派生語・関連語
-
earlier
形容詞・副詞(比較級)
より早く、より前に -
earliest
形容詞・副詞(最上級)
最も早く、最初に(at the earliest:早くとも)
7コロケーション
- early stage(初期段階)
- early morning(早朝)
- arrive early(早く到着する)
8確認テスト
“It’s too early to make a conclusion.”
①結論を出すのは遅すぎる
②結論を出すのは早急すぎる
③結論は遅すぎる
④結論はもう出ている
② 「結論を出すのは早急すぎる」
earlyのコアイメージは「時間軸の手前にある」。この文では「まだ結論を出すべき時点に達していない(=まだ手前の段階にある)」という意味。①のように「遅すぎる」では時間軸の方向が逆になるため誤りで、earlyはスピードではなく「タイミングの問題」。「時期尚早な」という訳が最もコアイメージを正確に反映している。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。