butterfly
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
butterflyの語源はバターのような淡い黄色の翅を持つ虫に由来するとも言われる。コアイメージは「軽やかに舞い、一瞬一瞬を生きる美しい存在」。芋虫から蝶への劇的な変容(metamorphosis)を経てこの世に現れる蝶は、英語文化でも「変化・再生・はかなさ・自由」の象徴として深く根付いている。そのため「butterfly」は単なる昆虫名にとどまらず、「胃がふわふわする緊張感(butterflies in one’s stomach)」や「蝶のように泳ぐ水泳スタイル(バタフライ)」にも拡張される。軽く、美しく、つかみどころのない存在というイメージが全ての意味の根底にある。
2意味一覧
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名
チョウ(蝶)
軽やかに舞う美しい変容の生き物そのもの。コアイメージの最も直接的な表れ。 -
名
【水泳】バタフライ(泳法)
両腕を左右に大きく広げて進む泳ぎ方が、蝶が翅を広げて飛ぶ姿に似ていることから。 -
名
(butterflies in one’s stomach)胃のむかつき・緊張・ドキドキ感
緊張や興奮で胃がふわふわする感覚を、お腹の中で蝶が舞い飛んでいるような軽く落ち着かない感じとして表現。 -
動
(蝶のように)ひらひらと動き回る・移り気に行動する
蝶が一か所にとどまらず軽やかに飛び移るイメージから、人や注意がふらふらと移ろうさまを表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「butterflies in one’s stomach」を直訳して「胃の中の蝶」とすると意味が伝わらない。この表現は「緊張してドキドキする・胃がムカムカする」という慣用表現なので、文脈を見て適切な日本語を導くこと。
水泳のbutterflyは日本語では「バタフライ」とカタカナで定着しているが、英語では「butterfly stroke」とも言う。試合や会話文で突然登場しても戸惑わないよう覚えておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| moth | mothは「蛾(が)」。butterflyと同じ鱗翅目だが、夜行性で地味な印象を持つ。butterflyの持つ「美しさ・軽やかさ」のニュアンスはない。 |
| nervousness | 「butterflies in one’s stomach」の文脈で近い意味を持つが、nervousnessは純粋な「緊張・不安」を指す抽象名詞。butterflyのようにお腹のふわふわ感・高揚感を含まない。 |
対義語: caterpillar(芋虫:変容前の未完成な状態)、calm(冷静:butterfliesの対義語として)
6派生語・関連語
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butterfly stroke
名
バタフライ泳法 -
butterfingers
名
不器用な人・物を落としやすい人 -
social butterfly
名(句)
社交的で人付き合いが広い人
7コロケーション
- butterflies in one’s stomach(緊張してドキドキする)
- social butterfly(社交家・人付き合いの広い人)
- butterfly effect(バタフライ効果・蝶の羽ばたきが嵐を引き起こすというカオス理論の比喩)
8確認テスト
“Even after years of acting, she still gets butterflies before stepping onto the stage.”
① 彼女は舞台に上がる前に蝶を探す
② 彼女は何年経っても舞台に上がる前は緊張してドキドキする
③ 彼女は舞台裏で蝶の研究をしている
④ 彼女は舞台に上がる前に気分が悪くなって倒れる
②。「get butterflies(before ~)」は「〜の前に緊張でドキドキする・胃がふわふわする」という慣用表現。胃の中で蝶が舞い飛ぶような落ち着かない感覚が語源。④の「倒れる」ほど深刻なニュアンスはなく、あくまで高揚感を伴う緊張感を指す点がポイント。
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