manufacture
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
manufactureはラテン語の「manus(手)」+「factura(作ること)」に由来する。つまり語源的には「手で作る」という意味だ。現代では機械による大規模な工業的生産を指すことが多く、単なる「作る」(make)よりも組織的・機械的・大量生産のニュアンスが強い。さらにここから比喩的に転じて、「(証拠・口実などを)でっち上げる/作り出す」という意味も生まれた。これも「ないものを人工的に作り上げる」というコアイメージから来ている。名詞としては「製造(業)」を意味し、製造プロセスそのものや製品を指す。
2意味一覧
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動詞
(機械・工場で大規模に)製造する
手を使って形あるものを組織的・工業的に作り上げるというコアイメージが直接的に反映されている。makeよりも規模が大きく機械的なプロセスを含意する。 -
動詞
(嘘・証拠・口実などを)でっち上げる、捏造する
「存在しないものを人工的に作り上げる」というコアイメージが比喩的に転じたもの。自然に生まれたのではなく、意図的に「工場生産」したという皮肉なニュアンスがある。 -
名詞
製造(業)、生産
作り上げるプロセスそのものをまとめて指す名詞用法。「手で形あるものを作り上げる行為・営み」がそのまま名詞化されている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「製造する」という訳に引きずられ、「証拠・口実をでっち上げる」という重要な比喩用法を見落としがちになる。manufacture a story / manufacture an excuse のように抽象的な目的語が来たら「捏造する」と読み替えられるようにしておこう。
makeとの使い分けに注意。makeは手作りから大量生産まで幅広く使えるが、manufactureは工場・機械による大規模な工業生産に限定されるため、家庭で料理を「作る」場面などには使えない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| produce | 農産物・天然物・コンテンツなど幅広く「生み出す」ことを指し、工業的プロセスに限定されない。manufactureより守備範囲が広い。 |
| fabricate | 「組み立てて作る」という意味では近いが、「でっち上げる・偽造する」のネガティブな意味で使われることが多い。manufactureの比喩用法に近い。 |
| assemble | 部品を「組み立てる」ことに焦点を当てた語で、製造の中の特定の工程を指す。manufactureよりも範囲が狭い。 |
対義語: destroy、dismantle
6派生語・関連語
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manufacturer
名詞
製造業者、メーカー
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manufacturing
名詞・形容詞
製造(業)(の) -
manufactured
形容詞
製造された;(比喩的に)作り話の、でっち上げられた
7コロケーション
- manufacture cars / goods(自動車・製品を製造する)
- manufacture evidence / consent(証拠・同意を捏造する)
- manufacturing industry(製造業)
8確認テスト
“The politician was caught manufacturing consent by spreading false information.”
① 政治家は虚偽情報を広めて同意書を製造しているところを見つかった。
② 政治家は虚偽情報を広めて同意を捏造していたことが発覚した。
③ 政治家は虚偽情報を広めて工場で製品を作っていたとして捕まった。
④ 政治家は虚偽情報を広めて製造業の許可を取ろうとしていた。
②が正解。manufactureの比喩的用法「でっち上げる・捏造する」が使われている。’consent’(同意)は物理的に製造できないため①③④は文脈上不自然。「ないはずの同意を人工的に作り上げる」というコアイメージが「捏造する」として表れている典型例。
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