peculiarity
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
peculiarityのコアイメージは「他には見られない、そのものだけに備わった独自の性質・特徴」です。語源はラテン語のpeculium(個人的な財産)に由来し、「自分だけのもの」という感覚が根底にあります。単に「特徴」ではなく、「普通とは少し違う、独特な」というニュアンスが含まれるため、ポジティブにもネガティブにも使われます。「変わり者」「奇妙さ」という意味にもなるのはこのためです。「特有の性質」という訳に加え、「奇癖」「風変わりさ」という訳が文脈にはまることも多く、コアイメージを把握することで適切に使い分けられます。
2意味一覧
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名詞
(ある人・物・場所に)特有の性質・特徴
「そのものだけに備わったもの」というコアイメージが直結し、ある対象にしか見られない固有の性質を指す。 -
名詞
奇癖・風変わりな点・独特の癖
「普通とは違う、そのものだけの性質」というコアイメージが、人の行動や習慣に当てはまると「普通とずれた癖・奇妙な点」という訳になる。 -
名詞
(性質・状態としての)独自性・奇妙さ
コアイメージの「他と違う」という性質そのものを抽象的に指す用法で、peculiarityという状態・質を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
peculiarityを単に「特徴(feature / characteristic)」と同じ意味だと思いがちだが、peculiarityには「他とは違う、やや風変わり」というニュアンスが含まれる。中立的な「特徴」を言いたいだけならfeatureやcharacteristicが適切で、peculiarityを使うと「少し変わっている」という含意が生まれる点に注意。
「peculiarity of ~」と「peculiarity in ~」は使い分けに注意。「a peculiarity of bats」は「コウモリに特有の性質」と属性を示し、「a peculiarity in his behavior」は「彼の行動の中の奇妙な点」と対象の内側を指す。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| characteristic | 中立的な「特徴・特性」を指し、「変わっている」というニュアンスはない。peculiarityより広く使われる一般的な語。 |
| idiosyncrasy | 個人の独特な癖・気質を指すことが多く、peculiarityよりさらに「個人的・主観的な特異性」という意味合いが強い。 |
| quirk | 主に人の「ちょっと変わった癖・習慣」を指すくだけた語。peculiarityよりカジュアルで、愛嬌のある奇癖に使われやすい。 |
| singularity | 「唯一無二であること」を強調する語で、peculiarityより格式が高い。「特異性・際立った独自性」というニュアンス。 |
対義語: normality、commonality、uniformity
6派生語・関連語
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peculiar
形容詞
(~に)特有の;風変わりな、奇妙な
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peculiarly
副詞
特有に;奇妙に、風変わりに
7コロケーション
- a peculiarity of ~(~に特有の性質)
- have a peculiarity(奇癖がある・独自の特徴を持つ)
- the peculiarity of the situation(状況の特異性)
8確認テスト
“The interviewer noted a certain peculiarity in the candidate’s answers — he always responded with a question.”
① 特権
② 奇妙な点
③ 一貫性
④ 共通点
②「奇妙な点」が正解。面接官が候補者の回答パターンに気づいた場面で、peculiarityは「普通とは異なる独特の点(必ず質問で返す)」を指している。「特権」①や「共通点」④はコアイメージと全く合わず、「一貫性」③は中立的すぎて「普通とズレた点に気づいた」というニュアンスが消えてしまう。
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